学園ブログ

東工大の学びに触れる その1 生きる意味って? 上田紀行先生の講演で考える

11月14日から16日の保護者会期間に合わせて、高大連携プログラムを実施しました。

まず、14日の1時半からは、東京工業大学教授で、本校の保護者でもある上田紀行先生の講演を伺いました。

タイトルは、”自ら輝き、世界を輝かせる ~ 「生きる意味」「志」と、新しいリベラルアーツ教育 ~ ”。生徒・保護者合わせて120名余りが参加しました。

大学の紹介から始まり、なぜ東工大で「リベラルアーツ」なのか、日本人の自己評価の低い特性について考えること、志すべきこと、ご自身の生い立ちや学生時代のエピソードから人にとって「幸せ」とは何かと考えるようになり文化人類学者を志したこと、など、興味深いお話に全員が聴き入りました。お話の内容の深さとその語り口から1時間があっという間で、まさに「生きる意味」とは、を考えさせられる講演でした。

中高生に対しては、本を読んでほしいというメッセージとともに、ご著書の紹介もありました。

今回のプログラムに合わせて、図書館でもご著書の紹介コーナーやブックリストを作成しました。講演の後はたくさんあった本もほとんど借りられました。講演から、読書へ、そして行動へとつなげてほしいと思います。

(進路指導部 兼子)