学園ブログ

土曜プログラム第2回  語学もたっぷり

本日は土曜プログラム(マイプログラム)の2回目でした。

いよいよ本格的に講座が動き出しました。

マイプログラムでは、個人が興味関心をもとに講座を受講するため、異学年が混ざって授業を受けます。自然に異年齢との交流が生まれるのも土曜プログラムの特長の一つです。

1回目の講座では緊張気味だった生徒たちも、いくらか打ち解けたようすで参加していました。

 

今回も2つ、講座を紹介します。

 

最初にご紹介するのは「イタリア語会話初級」です。この講座ではネイティブ講師から本場のイタリア語を学びます。講師は、7年近く本学園で講義をしておられます。

この講座の目標は、「簡単な会話ができるようになる」、「イタリアという国や、そのライフスタイル、文化、そして宗教などを学ぶ」、そして「イタリアの国際化の様相を把握する」ことにあります。生徒たちは、初めて学ぶイタリア語に戸惑いながらも、イタリアという国が持つ魅力に興奮し、積極的に参加しています。今回の2回目の講義では文化とアルファベットの発音練習をしていました。

上の写真はアルファベットの発音を練習している様子です。

発音を会得したら、「イタリア語で○○はなんと言いますか?」「●●です」「スペルは?」「×××です」といったやりとりもできるように練習します。

最後に、講師の方は次のように語ってくださいました。

「語学はつながりを生み出します。語学で戸惑う人は「できる」か「できない」かの枠組みから抜け出せずにいるからです。「できるようになる」という気持ちでトライし続ければ必ずできるようになります。」

 

次にご紹介するのは、「韓国語講座」です。

この講座は、なんと10年ちかく続いている講座で、さらに講師は本学園の卒業生です。韓国語に限らず、言語を学ぶには、専門の学校に通うことが一般的かと思いますが、本学園では、多くの外国語のもつ独特の音を間近で感じることのできる機会が土曜プログラムのなかにあります。

この講座の目標は、「韓国語、いわゆるハングル文字が読めるようになり、なおかつ書けるようになる」、「全く違う文字の面白さに親しむ」、さらに「韓国の歌謡曲やKーPopが歌えるようになる」ことです。

上の写真は生徒たちが使っている教材の一部です。

ちょうどこの日、「5月18日」は韓国である事件が起こった日であり、講師の方はそのことを講義の最初に、お話ししてくださいました。また、今日は発音の練習や、その聞き取り、そして数字を学びました。

生徒たちは見慣れないハングル文字の書き方に四苦八苦しながらも、個々に目標を持ち取り組み始めています。講師も生徒が目標を達成してほしいと、授業後の生徒の質問にも熱心に応えてくださっています。

講師の方は、生徒に向けて自分が韓国語を学ぶようになったきっかけなどをまじえながら、メッセージを送ってくださいました。

「私は、中学の時の地理や歴史で韓国を知ったことがきっかけで、韓国のことをもっと知りたくなりこの道に足を踏み入れました。みなさんも、やりたいこと、好きなことを途中でやめたりせずに、続けてほしいと思います。」

語学講座も充実している土曜プログラムです。

ほかに、英語、ドイツ語、フランス語、ロシア語、スペイン語講座などがあります。

また、第3回目(6月実施)に予定されている「アラビア半島へ行ってみよう!」という講座では、サウジアラビア国立イマーム大学付属アラブイスラーム学院を訪れ、アラブ文化やアラビア語を学ぶ講座もあります。

こちらも講師は本校卒業生です。お楽しみに。

(土曜プログラム担当 齋藤)