学園ブログ

駒場リサーチキャンパスへ行ってきました!

2019年6月1日(土)午後、高等部1年生・4名、中等部2年生・3名の計7名の生徒が、「未来の科学者のための駒場リサーチキャンパス」(主催:東京大学生産技術研究所)に参加しました。

高1の4名は、ナノテクノロジーの展開と応用の研究に興味があるとのことで、まずは「ナノ物理とテラヘルツ」、「分子の大きさ、ナノ空間の広さ、ゼオライト触媒の力」、「ナノテクで熱を操る」などの研究室へ向かいました。このうち、「ナノテクで熱を操る」では、熱電変換素子にナノ加工を施したシリコンを用いることで、熱電変換効率を改善することができるという説明を聞きました。

この日は前期中間考査の最終日でしたが、物理や化学で学習していることが、これらの研究につながる基礎の部分なのだということが実感できたようでした。

一方、中2の3名は、環境音響工学の研究室で人間が聞き分けることができる周波数について学んだり、「サイバー考古学とロボティクス」の研究室が用意してくださったVRゴーグルをかけて、飛鳥時代の人たちの暮らしを体験して楽しみました。さらに、「固体酸化物形燃料電池と次世代熱機関の研究」の研究室では、乾球温度と湿球温度との温度差で動く「水飲み鳥」の展示に興味津々。どうして動くのか、研究室の先生から丁寧に教えてもらい、質問もたくさんしていました。(進路指導部 村越)