学園ブログ

図書館は、元気。

雨の日も、図書館はいろいろな意味で元気です。

まず、雨の日は「本の虫ポイントカード」が2倍になります。ポイントカードは、1冊借りるごとに1つずつポイントがたまる本校独自のカードです。いろいろなデザインが生徒により描かれており、カウンターにいつも置いてあります。生徒は自分のお気に入りのカードを取って自由に参加しています。どうせ借りるなら、「雨の日に。」という通の生徒も。

今日も昼休憩には、30冊以上借りられていきました。

6月8日(土)の午後は、図書委員会で映画会を催しました。『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』(フレデリック・ワイズマン監督、2017年 アメリカ映画)の鑑賞会です。

岩波ホールで現在上映されています。当日は満席の賑わいでした。この日は18人の生徒と、3人の保護者が一緒に見ました。ドキュメンタリー映画を見たのは初めてという生徒も多く、貴重な機会になりました。生徒からは次々と感想が寄せられています。

「図書館はただの書庫ではない。図書館は社会の在り方と担うべきだ」という考え方に感動した(高2)…図書館の予算についていかに利用者に興味を持ってもらえるか、公共の福祉に役立つか、という視点で前向きに考えていた姿が生き生きしていた(高2)……「92も分館があり、講演や音楽イベントが行われていて日本とは違うと知った。いつか行ってみたい。憧れる。」(中2)、「この映画を観て、初めて図書館が市民の憩いの場になっていることを知って、自分自身の図書館の姿が変わった」(中2)という声も。ニューヨーク公共図書館を描いた岩波新書『未来をつくる図書館 ニューヨークからの報告』(菅谷明子著)も早速借りていかれました。

映画館ではまだ上映中です。興味のわいた方は、ぜひご鑑賞ください。

http://moviola.jp/nypl/

 

本校の館内には、司書がたくさんの展示をしています。

〇父の日はもうすぐ。あなたにとってお父さんはどんな存在ですか。

〇展覧会情報も満載。学校の近辺には多くの博物館や美術館があります。

今月末には、英語科のサマンサ先生が所属するグループの展覧会もあります。

興味のある人は図書館で無料ハガキをもらおう。

 

テーマに沿った本もいっしょに借りられます。クリムトや印象派など。絵を見た後は、もっと知りたくなるもの。

〇中等部3年生は、これから授業の一環で裁判傍聴もします。

裁判官・裁判所を知るシリーズもあります。

〇本校生徒が参加し選ばれたジュニアセッション2019 予稿集 (日本気象学会主催)

研究の要旨をまとめた冊子も、希望者にさしあげます。

夏休みの自由研究の参考にいかがでしょうか。

〇迷ったら、ここ 司書一押しコーナー

何か読みたいけど、決まらない……というときは、こちらへ。

図書委員のビブリオバトルのチャンプ本などもあなたを誘います。

〇追悼 田辺聖子さん

先ほど入ったニュースを聞いて、すぐに展示を作りました。

放課後すぐにでも借りられそうです。

(図書館 二井)