学園ブログ

高1精進講話

今日の5限は、旅行社で韓国のツアーを企画するお仕事をされている川名木綿子さんに来ていただき、これまで歩まれてきた道を、高1生に向けてお話していただきました。川名さん自身も本校の卒業生であり、まさに高1のとき、やるべきことが見つからない中で、漠然と将来に対する不安を抱いていたそうです。しかし、ひょんなことから韓国文化との出会いがあり、日本の大学を卒業してから、韓国の大学院に留学して、朝鮮史に関する研究を必死にされました。本校の高1生は毎年3月に行く学習体験旅行で、朝鮮陶工の沈 壽官氏に講演をしていただいていますが、沈氏との出会いも、川名さんにとって、韓国について学ぶ大きな契機となったそうです。やりたいことがすぐには見つからなくても、出会いを大切にし、今ある学びに真摯になることで、自分の道が切り開けるのだと、川名さんから教えていただきました。

(高1担任 長岡敬佑)