学園ブログ

おいどんは来た(高1九州学習体験旅行 5日目)

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 旅行第5日目は、長崎市内班別自主研修を行いました。

午前・午後に分かれて端島(軍艦島)を訪れました。軍艦島は、石炭を採掘するだけの島かと思っていましたが、採掘が盛んな時代は島の人口密度は東京の約9倍、小学校や住居だけでなく娯楽施設もあり、多くの人々が暮らしていたことを知って驚きました。

軍艦島から市内に戻り、平和祈念像で写真を撮った後、原爆資料館に行きました。橋の表札が熱風で融けて曲がっているものに実際に触れたり、原子爆弾の大きさを見たりしたことで、このたった一発の爆弾が膨大な被害をもたらしたことが分かり、核兵器の恐ろしさをあらためて痛感しました。

昼食は中華街に行き、名物の角煮まんや皿うどんを食べました。そして、グラバー園で旧グラバー宅やハートの石を探しました。

夕食後には、実際に被爆された方による講演を、号車ごとに分かれて聴きました。今日一日を通して長崎に投下された原爆や核兵器について学び、今、私たちが普通に日常の生活を過ごせることを「当たり前」だと思ってはいけないのだと、強く思いました。

(5号車 旅行委員)