学園ブログ

雪の結晶ができたよ!

 やってみよう天気予報「実験で知る天気のしくみ」,最高気温が30℃を超えた今日は,雪の結晶を観察しました。

 残念ながら,本物の雪ではありません。ペットボトルの中を湿らせ,ドライアイスで冷却して,結晶を成長させたものです。実験器具をセットして結晶が成長するのを待つ間は,雪についての講義を受けました。「雪は天から送られた(   )である。」雪の結晶に関する研究で有名な,中谷宇吉郎の言葉です。答えは「手紙」です。雪の結晶を調べると,上空の湿度や気温を推定することができるのです。生徒たちも,美しい結晶の写真を見ながら,冷たい雪の世界に思いをはせることができたようです。

 冬,空から降ってきた雪を見る機会があれば,どんな結晶の形をしているか,ぜひ見て欲しいものです。(理科・荒川)