学園ブログ

Welcome!! Thank You!! See You Again!!

ついこの間始まったばかりだと思っていたホームステイも、気がつけば、今日は、St. Mary’sで過ごす最終日となってしまいました。

初日からホームシックで〝I want to go home…”と呟いていた人…、現地の生徒たちと男女問わずどんどん喋っていた人…、誰もが、今日で、この学校ともお別れです。今朝は、早目に登校した人は、ホーム・フォームで、サンキュー・カードを、焦って書いています。日が経つにつれて、渡そうと思う友達がたくさん増えたのでしょう。

今日は、午後の授業を早目に抜け出して、本校の生徒は、‘さよならパーティー’の準備をします。グループ別の出し物の他に、司会を務める人たち、スピーチをする人たち、プレゼンをする人たちは、いよいよ、一人一人が舞台に立たなければなりません。皆、自分で考えた原稿を何度も読んで練習しています。他の人たちは、歌やダンスや証書授与の練習です。あっと言う間に時間が過ぎていきました。

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今年も、多くの生徒が、パーティー用に用意してきた浴衣に着替えて、お客様をお迎えします。皆、お互いの浴衣姿に興奮して、とても華やかな雰囲気になりました。三々五々、ホスト・ファミリーや先生方もお見えになり、賑やかさが増してきています。

そんな中、司会の生徒の元気なアナウンスで、パーティーのスタートです。先ず、サン・パシフィック・カレッジの皆さんが用意して下さったバイキング形式のディナーで腹ごしらえ。皆、バディーと、テーブルを囲んで談笑しています。

次に、英語プレゼンテーションです。「私たちの学校」、「私たちの生活」というテーマで、各自が、用意してきたスライドをバックの巨大なスクリーンに映しながら発表します。本校の紹介では、整然とした教室や図書館の写真に、〝Beautiful!”の声があちこちから聞こえました。

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その後、各班が、フロアのあちらこちらに散らばって、出し物として用意してきた日本の伝統的な遊びやゲームを披露しました。綾取りや折り紙、剣玉や福笑い、紙風船や‘達磨さんが転んだ’。どれも、現地の子どもたちに教えながら一緒に遊びます。単純な遊びほど盛り上がるようで、どのグループも大盛況。現地の子どもたちも笑顔です。

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ひとしきり盛り上がったところで、次は、‘盆踊り’の時間です。今年も、「東京音頭」を、1回目は、本校の生徒たちがお手本で踊り、2回目は、現地の人たちと一緒に、大きな二重の円を作って踊りました。巨大なスクリーンに映し出された踊り方の映像と本校の生徒たちの手足の動きを頼りに、現地の人たちも見様見真似で踊ってくれました。会場に、「ヤートナ、ソレ、ヨイヨイヨイ!」の掛け声が響きます。これも、素敵な思い出です。

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ここで、本校の生徒たちは、お色直し。この間に、お客様はデザート・タイムで一休みです。生徒たちは、制服に着替えてから再登場。ここで、練習してきた歌の披露をします。今回は、「校歌」と「世界に一つだけの花(英語版)」を合唱しました。英語の歌は、日本で練習していた頃には、歌詞が覚えられずに心配でしたが、本番では、急遽、ア・カペラで歌うことになったものの、大きな声でバッチリ。拍手喝采を浴びました。

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この後、全員が、ベルトン副校長先生(St. Mary’s)、笠原校長先生(サン・パシフィック・カレッジ)の両先生から修了証書を授与されます。壇上で、笑顔で証書を手にする生徒たちは、きっと、頑張ってきたこれまでの日々を振り返り、大きな達成感を得ていたことでしょう。

両先生からのメッセージの後、生徒代表6名と教員によるフェアウェル・スピーチです。皆、心を込めて書いた長文の原稿を見事に覚え切り、本当に素晴らしいスピーチだったと思います。

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最後に、参加した人たちの全員で集合写真を撮り、パーティーもフィナーレ。皆、楽しかった時間の余韻に浸りながら笑顔で帰路に就きました。

私たちは、明日、ここケアンズを離れます。今夜のパーティーで、私たちの誰もが、これまで本当に多くの人たちの温かい歓待に支えられてきたということを改めて感じたはず。そして、彼らとの出会いが生徒たちにとってこの旅の一番の素晴らしい思い出になったはずだと確信しています。

(引率 櫻井・相馬)