学園ブログ

高等部1年九州学習体験旅行3日目

3日目の午前中は、「水俣地区環境プログラム」を通じて、公害の原点といわれる水俣病がなぜ起こったのか、水俣病患者の方の痛みや差別を相思社のスタッフの方のお話や、水俣病に関する資料館の展示などで学び、これまでの水俣病に関する学習の総まとめになりました。

午後はフェリーで天草方面に移動し、大江天主堂と崎津天主堂を始めとする、古くからの天草のキリスト教信者たちの信仰の象徴というべきいくつかの教会やそれにまつわる資料館を訪れました。静かな海に囲まれた小さな集落の中にある、空に向かって屹立する教会の屋根がとても印象に残っています。

夜は宿舎で地元の芸能のひとつである「ハイヤ節」の鑑賞・体験を行いました。先生方を含めた全員で踊り、この旅行の良い思い出になりました。(学習体験旅行委員)