学園ブログ

東京理科大学 サイエンスカフェ

中1から高2までの生徒数十名と葛飾キャンパスに行ってきました。

大学生、大学院生が中心になり、前半は4つのグループに分かれての研究室見学、後半はトークセッションをしました。本校卒業生も2名参加してくれました。

基礎工学部材料工学科、小柳研究室では、飛行機や自動車に使われている多くの材料研究を紹介していただきました。ある学生さんが「中高時代にテニスラケットのフレームを作りたくて材料工を目指した。今その研究に携わることができそうなので嬉しく思います。」と楽しそうに話をされていたことが印象的でした。

写真は工学部機械工学科、小林研究室のマッスルスーツ。40kgのおもりを簡単に持ち上げることができました。このマッスルスーツは介護現場や荷物の運搬業者に数千台も売れているそうです。実用化しているところに驚きました。

後半はトークセッション。大学の話に留まらず、中高時代の話を伺うなど意見交換ができました。

このサイエンスカフェを終えて、これから進路を選択していく中学生はその一つの材料に、高校生は学習のモチベーションに繋がっていました。これからの時代、企業や大学、中高とがより深く連携した取り組みをすることで、総合的な力を養っていく必要があります。これからも多くのものを見て視野を広げ、そして普段の学習の大切さを意識してほしいと思います。

(理科 入)