学園ブログ

映画「子どもが教えてくれたこと」の試写会をしました

図書委員会で、フランスのドキュメンタリー映画会「子どもが教えてくれたこと」の試写会を行いました。この映画会には、保護者もふくめ、総勢75名もの方が参加してくださいました。映画配給会社のドマ様や、VALERIA様のおかげです。映画は、難病とともにいきる5人の子どもたちが主人公です。フランス人のアンヌ・ドフィーヌ・ジュリアン監督が、自身の娘を病気で亡くした経験をもとに、病気と向き合う子どもたちを4年の歳月をかけて撮影しました。初めてドキュメンタリー映画を見た生徒も多かったのですが、生徒の感想からは「人生の教訓となったと言っても過言ではないくらい、言葉一つひとつが印象に残った」(中等部3年)「健康な私が自分に無関心なのに、この子たちは、自分の病気をしっかり理解していたし、どうやって病気と向き合っていくのか考えていて、本当に心を動かされた」(高等部2年)などの声がきかれました。試写会の後には座談会もしました。一つの映画を通じて、異なる人生や境遇をもとに「自分」を考えることができた時間でした。

この映画は7月14日からシネスイッチ銀座で公開されます。(図書館 二井)

☚ 映画の記事が掲載された雑誌や新聞のコーナー

「気づく・知る・見つける わたしたちの世界」コーナーでは、「さまざまな困難をかかえた子どもが主人公」のお話を集めて、展示紹介しました。図書館で貸出中です。さっそく今日も1冊借りられました。