ゲスト演奏の様子



鑑賞の部ではゲストの中井恒人さんと武田美和子さんのお二人のピアノデュオを拝聴しました。




中井 恒仁氏
武田 美和子氏
Profile


夫婦のピアノデュオ。ともに東京芸術大学、ミュンヘン音楽大学大学院修了後、ザルツブルグ・モーツァルテウム音楽大学にて研鑽を積む。

権威ある「国際音楽コンクール世界連盟WFIMC」に世界で唯一加盟しているピアノデュオ専門コンクール「マレー・ドラノフ国際二台ピアノコンクール(USA)1999」第四位入賞。

ピアノデュオのみならず、それぞれのソロにおいても「同連盟」のコンクールで入賞しているピアノデュオは世界でも大変希な存在である。

アメリカでの三日連続リサイタルを皮切りに、日本でも全国各地で多くのピアノデュオリサイタルを行っている。

古典から現代音楽にいたるまでのそのレパートリーは幅広い。

CD「MOZART(PAMP-1027)」をリリース。

コンサート、CD共に高い評価を得ている。

NHK−BSテレビ「ぴあのピア」にも出演。


公式ホームページ「中井恒人&武田美和子





音楽会インタビュー 
私たちメディア活用委員が、ゲスト奏者の中井恒仁さんと武田美和子さんに、インタビューをしました。終始にこやかに受け答えをしてくださったお二人、とても音楽を愛されているのだなと感じました。


※中:中井恒仁さん、武:武田美和子さん メ:メディア活用委員
1.何歳からピアノを始めましたか?他の楽器をやりたいと思ったことはありませんか?
中:4歳からですが、小学生の時はブラスバンドでトランペットを吹いていました。
武:4歳の終わりから母と始めました。でも、母よりも私のほうが、子供なので吸収も早く、どんどん上達しました。また、小学生の時はフルートも吹いていました。

2.好きな作曲家や好きな曲は?
中:ブラームスやベートーベン。ベートーベンはピアノ協奏曲第5番の「皇帝」、ブラームスは3番のソナタが好きですね。
武:ショパンやリストの軽やかさ、華やかさが好きです。またモーツァルトも好きですね。
メ:お二人とも好きな曲の傾向が違うので、ちょうどよいのでしょうか?
中:そうですね。それぞれの意見を尊重しあえます。

3.コンクールなどに入賞したときはどんな気持ちでしたか?
中:ただただ嬉しかったですね。
武:いい成績が出ると、上手くいった時や辛かった時の努力、すべてが喜びになりました。

41日何時間くらい練習していますか?
中:45時間のときから、一日中弾いているときまで幅がありますが、出来るだけピアノに触れるようにしています。
武:同じく、出来るだけピアノに触れるようにしています。学生の頃は5時起きでピアノの練習と勉強をしていました。

5.ピアノ人生で嬉しかったことや悲しかったことは何ですか?
中:嬉しかったことは初めてオーケストラと合わせた時です。ベートーベンのピアノ協奏曲第5番の「皇帝」でした。特に悲しかったことはありませんが、子どものときに、練習のため友達と遊べなかったこと、またコンクールで上手くいかないようなときでしょうか。
武:嬉しいことは、自分のやりたい音楽がうまく表現できたときです。中井さんと同じく、特に悲しかったことはないのですが、学生時代はピアノに微かな義務感のようなものを感じ、友人の部活動に憧れて一時期バレーボール等をしたこともありました。

6.思い出のホールはどこですか?
中:いっぱいありますが、特に思い出に残っているのは、日比谷公会堂です。
武:バルセロナのカタルーニャ音楽堂です。内装が素晴らしいところです。あと、上野にある東京文化会館。

7.今日の演奏を通して伝えたいことは何ですか?
中:幅広く音楽の楽しさや、色々な時代の色々な曲を聴いてもらいたいと思いました。
武:2台のピアノデュオというのはあまりないので、スケールの大きさを実感してもらえるとうれしいですね。

8.音楽の道に進む上で、親に反対されませんでした?
中:親子3人で始めたので特にはありませんでした。
武:母親と習い始めたので特にはありませんでした。ピアノについては、父親に、「音楽は心を豊かにするものだ」と言われました。

9.ピアノをしているので、指を大事にしていますか?
武:怪我をしないように、家事を全くしないということはありません。料理・スポーツなど普通にします。敢えて言うと、深爪をしないようにする、といった程度のものです。


10.楽器が自分のものではなく、ホールのものを使うのですが、違和感などはないですか?
武:調律の方にお願いをして、九州から北海道までついてきていただいています。
中:アンサンブルをする上では、他の楽器との相性もあるので、リハーサルで感覚を掴んだりしています。

お二人は、ご夫婦で、東京藝術大学在学中の同級生だったそうです。素敵なピアノと、楽しいお話をありがとうございました!

まとめ メディア活用委員