田園調布学園中高2021
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新しい環境、新しい友、何もかもが新鮮な中等部1年。それまで当たり前に存在してきた「自分」に改めてスポットライトを当てます。毎日の学校生活が、新しい自分の発見の場でもあります。第Ⅰ期には「自分さがし」のサポートと学習習慣の定着を促します。■PD(Possibility Dock)の実施文章完成法による書き込み式の面接シートを使って、一人ずつ学校専属カウンセラーと面接をします。面接シートの分析をもとにしたカウンセラーとの面談は、自分自身の可能性を知るきっかけとなります。■「精進日誌」を書く「今日一日の自分」を見つめて書くことで、「なりたい自分」の指針にします。一日の生活を振り返って、感じたこと、考えたことを書き、担任の先生に提出します。■学習手帳日々を振り返りながら、計画と実行を記録することで、学習習慣をつけるとともに、次に何をすべきかを考える力もつけます。高等部2年では、さまざまなプログラムを通して得た体験と学びを融合させ、生涯を通しての学びにつながる大学、学部学科選びをし、その先にひろがるキャリアを具体的にします。高等部3年では希望進路も決め、思い描くキャリアの実現に向けて精進します。■卒業生を囲む会(高2)卒業生との座談会です。具体的な勉強方法について卒業生からヒントをもらい、今の自分と照らし合わせます。また、春期休業中には卒業したばかりの上級生たちから合格した大学・学部ごとにワンポイントアドバイスをもらう会も設けます。■「志望理由書」を作成する(高2)後期には、高等部3年に向けて「自分史Ⅱ」としての「志望理由書」を書きます。自分には何ができるのか、何をしたいのか、どのように生きたいのかを文章化し表現することで、将来の「キャリアデザイン」につなげます。■大学入試説明会(高2・3)東京外国語大・横浜市立大・早稲田大など18の大学入試担当者による説明会を実施します。個別相談もあります。第Ⅰ期第Ⅲ期学校生活にも慣れ、まわりに興味関心が広がる中等部2年、社会の仕組みを学習し、自分と社会とのつながりについて考え始める中等部3年、高等部に進学し、具体的な進路を意識し始める高等部1年。第Ⅱ期では、「自分の歴史」を振り返り、今の自分を知り、社会の中での職業を研究して自分はどうあるべきかを考えます。大学の先生による講義、卒業生の話を聞くことなどを通して将来の夢や目標を具体的に思い描き始めます。■「自分史Ⅰ」を作成する生まれた時から現在までの自分の歴史を振り返ります。自分を取り巻く環境や人との出会いなどを見つめ直すことで、何に関心を持ち、何を大事にしてきたのかを再確認します。「将来像を描くきっかけ」です。■職場訪問(中3)中等部3年の一日校外学習は、少人数のグループに分かれて職場を訪問します。事前に下調べをし、働く現場を実際に見て、インタビューをする中で、働くことの面白さ、厳しさに触れます。事後の情報交換により具体的な職業観を持てます。■特別講義(中3・高1)中等部3年・高等部1年を対象にした、大学の先生による講義です。20以上の学問分野から、受講講座を選びます。最新の研究や、大学の学びに触れる体験は、希望進路を考える際にも参考になります。第Ⅱ期第Ⅰ期第Ⅱ期第Ⅲ期基礎育成期個性伸長期発展充実期中1中2中3高1高2高3自分を発見する自分を再認識する社会や職業を知る学部学科を研究文理選択大学研究志望校・受験校決定・PD(Possibility  Dock)の実施・「精進日誌」を書く・「学習手帳」「自分史Ⅰ」の作成職業研究学問研究・「自分史Ⅱ」の作成・卒業生を囲む会・進路相談・進路情報の活用大学の先生による「特別講義」職場訪問(一日校外学習)オープンキャンパスに参加進路講演会土曜プログラムキャリアデザイン中等部補習受験補習磨く 輝く 挑戦する進路・キャリア教育6年間をかけて段階的に自らの生き方について考えるさまざまな取り組みを行っています。土曜プログラムとも連携しながら、より大きな夢を描けるよう生徒の可能性に働きかけます。19

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