田園調布学園中高2021
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第2回 1 (1)・(5) 身近なふりこの例として、「ブランコ」をテーマにしました。(1)は、実験結果を正しく読み取り、そこから分かることを分析できるか問いました。ふりこの往復時間の仕組みを暗記しているだけでは解答できないように出題しています。(5)では、実験結果をふまえて「図」や「説明」をかくことで、自分の考えを表現できるかを問いました。第1回 1 (1)・(2)・(5) (1)は、チョウの幼虫が食べる植物の種類から、モンシロチョウを選ぶことで、昆虫の多くが決まったえさを食べることを知っているかを問いました。(2)は、モンシロチョウの幼虫が食べる植物の種類を選ぶことで、アブラナの仲間の植物を問う問題になっています。モンシロチョウに限らず、昆虫を飼う場合は、えさに何をあげるかは重要です。実際に飼ってみたり、調べたりしたことがあるかがポイントです。(5)は、厳しい環境である冬の間、昆虫がどう生活しているかについて問いました。生き物の観察は活動に適した時期にかたよりがちですが、姿が見えなくなっても、いなくなったわけではありません。この問題では冬になると咲いている花がなくなってミツを吸えなかったり、卵を産む植物の葉がなかったりするので、春になるまで羽化しないでさなぎのまま冬を越すのだということに気づくかどうかがポイントです。▪2020年度 第2回思考力・表現力を問う問題(2020年度入試の解説)▪2020年度 第1回56

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