2022年度からのカリキュラムについて2022年度から大きくカリキュラムを改訂・進化させます。建学の精神である「捨我精進」・3つのポリシー・学校ルーブリックを土台として、生徒が「何を知っているか」にとどまらず「何ができるようになるか」を大切にします。具体的には、2002年度から実施している土曜プログラム(マイプログラム)は継続しながら、コアプログラムの要素を取り入れた「探究」を平日の授業時間内に行います。また、各教科の授業では、複眼的・総合的に物事を捉える力を育成するために、現在も行っている「教科横断型授業」を全教科で実践していきます。「豊かな人生を歩める人になる」ために、全ての教育活動で、図にある力・姿勢を重視します。※詳細は9月以降に学園ホームページに掲載します高1高3高2探究土曜プログラムの探究活動では、自然科学分野または人文科学分野を選択。「課題の設定、情報収集、整理・分析・検証、まとめ・表現、評価・振り返り」のサイクルを繰り返しながら、課題を発見し解決する力や表現力を養います。また、西九州方面を訪れる学習体験旅行は、授業やホームルームを通して1年間の事前学習に取り組み、国際関係・環境・共生・平和について深く考察します。長崎・水俣などを訪れ実際に問題に対峙している当事者の方々から話を聴くことで、思考を深め、事後学習では課題を分析・考察し自分に何ができるかを考えます。外の世界へチャレンジなでしこ祭や体育祭など行事やクラブ活動を、学園のリーダーとなって運営します。さらに学内での活動にとどまらず、全日本高校模擬国連大会、早期医療体験プログラム、高校生直木賞、ジェンダーワークショップ、高大連携プログラムなど学外の活動にも積極的に参加します。また、卒業生を囲む会では大学入試に向けての学習方法のヒントをもらい、今の自分と照らし合わせる機会を設けています。さらに、「自分史Ⅱ」としての「志望理由書」を作成し、社会の中で自分をどう活かすかという視点を掘り下げます。6年間の集大成6年間の活動履歴を振り返ることで希望進路を固め、思い描くキャリアの実現に向けて精進します。教科、行事、土曜プログラムなどの体験をつなげ、表現することで、一般入試だけでなく総合型選抜や学校推薦型選抜など多様化する大学入試に対応できる学力が身につきます。当面の目標を一つひとつ達成していくことを繰り返すことが大きな自信となり、卒業後も学び続ける姿勢が育ちます。また、体育祭では創作ダンス「御神楽」を踊ります。6年間過ごした仲間とともに、気持ちを一つにして舞うことで、仲間の大切さを改めて感じることができます。高1学習体験旅行【西九州方面】進路目標を明確にし、努力をするとともに、生涯にわたる「学び」の継続に向かう態度を確立します。 発展充実期第Ⅲ期●リーダーシップ ●自学自習 ●生涯を通じての学習姿勢 ●適性や志向の発見04
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