田園調布学園中高2022
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算数入試問題について▪見たい力・問題作成の基本方針 算数では、基本的な計算力、割合や比を利用する力、数量の変化を図やグラフ・表から読み取る力、数の規則性を発見する力、また図形の性質を見抜き、面積や体積の計算に利用する力などを中心に、基本的な算数の学力が身についているかどうかをみる出題をします。 さらに、各回とも式や図を用いて、答えが出るまでの過程を説明する問題を出題し、思考力や表現力をみます。▪出題形式 50分100点満点。各回ともに大問が5題あり、大問1番は小問集合10題、大問2番から5番は応用力を見る問題となっています。大問1番の小問集合は答のみを解答用紙に記入し、大問2番から5番は、答のみ記入するものに加え、途中過程を説明するものも出題します。▪<参考>2021年度 出題形式試験時間50分満点100点第1回1:小問集合(10題)2:速さ(グラフ)3:立体図形4:規則性5:支払い額の計算(生活にかかわる算数)第2回1:小問集合(10題)2:平面図形3:水そう(グラフ)4:場合の数5:立体図形第3回1:小問集合(10題)2:平面図形3:動点(グラフ)4:整数問題5:資料の整理▪出題内容 大問1番の小問集合は、式の計算・単位の換算・平面図形・空間図形・比・規則性・速さと道のり・数え上げの問題などをさまざまな難易度で出題します。また、資料の整理に関する問題もよく出題します。 大問2番から5番は、応用力を問う問題です。式や図を用いて、答えが出るまでの過程を説明する問題は、ここで出題します。グラフや表を読み取ったり表現したりする問題を出題し、算数の基礎知識を活用できるかどうかを問います。また、応用的な図形の問題も出題します。特に各回大問5番は、生活に関わる問題や、複数の分野にまたがる融合問題を出題します。各回大問5番は一見難しそうに見えますが、問題文を正しく読解すれば、基本的な算数の知識で解くことができます。特別な対策をする必要はありませんので、落ち着いて問題の内容を捉えることを心がけましょう。2021年度から2019年度の過去問を参考にしてください。▪2022年度 受験アドバイス 基本的な知識・計算力で解答できるように作成していますので、基本問題・定番問題を何度も繰り返し練習しておいてください。 図形の問題は頻出分野です。特に空間図形では円すいや三角すいなどの立体も題材にしているので、体積や表面積の求め方は覚えておくとよいでしょう。小数を含む計算や、3ケタ以上の計算にも慣れておいてください。また、グラフ(速さ・水そうなど)を読みとる問題も各回で出題しています。 第1回から第3回入試については、式や図を用いて、答えが出るまでの過程を説明する問題を3〜4題程度出題しています。日頃から途中式を書く練習をしておいてください。不正解の場合でも、加点方式で途中経過を見ています。考え方などをできるだけ解答欄に書きましょう。▪第1回 正答率問題正答率1(1)92%(2)93%(3)92%(4)95%(5)73%(6)73%(7)57%(8)57%(9)51%(10)69%問題正答率2(1)船A,B75%川の流れ77%(2)62%(3)完答22%部分点13%3(1)100%(2)73%(3)58%(4)完答42%部分点11%問題正答率4(1)72%(2)84%(3)14%5(1)店85%還元後の支払額75%(2)完答20%部分点2%(3)完答7%部分点2%53

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