▪2022年度 受験アドバイス 午後入試は、第1回から第3回の算数と大きく傾向は変わらないので、2020年度・2021年度の午後入試の過去問に加え、第1回から第3回の過去問を解くことは有効です。その上で、余裕があればその類題で少しレベルが高めのものを解いておくのがよいでしょう。ただし、大問1番は小問集合ではないので注意してください。また、大問5番はじっくり文章を読んで、情報を整理しながら解いていく問題になっています。きちんと問題文の意味が追えれば、計算は複雑ではない問題ですので、面食らわず、冷静に問題に向き合う態度が重要です。午後入試(算数1教科)入試問題について▪見たい力・問題作成の基本方針 問題を通して見たい力は、第1回から第3回の算数と変わりません。やや工夫の必要な計算、グラフ、図形、場合の数といった幅広い分野から出題します。これらに加え、読解力を問う問題も出題します。大問2番から5番までは深い思考力がはかれるような問題を出題します。▪出題形式 60分100点満点。大問1番は計算問題5題、大問2番以降は思考力を見る問題となっています。答えのみ記入するものに加え、途中過程を説明するものも出題します。▪<参考>2021年度 出題形式試験時間60分満点100点午後入試1:計算問題(5題)2:平面図形3:場合の数4:速さ(グラフ)5:読解問題▪出題内容 大問1番は計算問題5題ですが、工夫を必要とするものや、逆算で□をうめるタイプのものを含みます。大問2番から5番は深い思考力を問う問題で、グラフ、図形、場合の数、規則性などの分野にわたり応用的な問題を出題します。「考え方を書く問題」については、この2番から5番までのどこかで出題します。特に大問5番は読解力を必要とする少し特徴的な問題で、2021年度は2020年度に引き続き、会話形式の問題でした。題材は理科を絡めたものになっていますが、理科の知識がなければ解けない問題は一切出しません。あくまでも算数の問題として作問しています。▪正答率問題正答率1A(1)85%(2)60%(3)51%(4)58%B76%2(1)①81%②80%(2)55%(3)28%3(1)①74%②56%(2)43%(3)8%問題正答率4(1)88%(2)77%(3)69%(4)完答46%部分点14%(5)37%5(1)87%(2)94%(3)54%(4)エ59%オ45%(5)①13%②13%59
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