田園調布学園中高2025
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一人一台端末環境についてICT・情報教育教育の特色 これからの時代は、人工知能(AI)が様々な判断を行ったり、身近なものがインターネット経由で最適化されたりする(IoT)など、「Society5.0」とも呼ばれる新たな時代の到来が私たちの生活を大きく変えていくと予測されています。そのような変化の激しい時代を生き抜くためにも、学園生活を通して情報活用能力を養い、問題解決の手段や自己を表現するツールとして、ICT機器を利活用できるスキル・技術を身につけてほしいと考えています。情報の授業についてより詳しくご紹介しています 与えられた条件を満たす領域を図示する問題に、グループに分かれて話し合いながら取り組みます。その後、Chromebookを用いて各グループの解答を共有することで、他の生徒の解答や考えの過程も知ることができ、学びをより深めることができます。 頭に思い浮かんだメロディを楽譜作成アプリに入力し、演奏機能を用いて、適宜再生しながら作曲します。本アプリはGoogle Classroomと連動しているため、作曲データもオンラインで提出します。グラフを共有して学びを深める[数学]楽譜作成ソフトで作曲[音楽] 2014年度に校内貸出用iPadを導入して、授業や部活動においてタブレット端末を利活用した教育活動を行ってきました。その後、2018年度より一人一台端末の環境をスタートさせて、今年度で7年目を迎えます。デジタル端末を「学園生活をより良くするためのツール」として、授業のみならず部活動や委員会活動などのあらゆる場面で日常的に使っています。 利用端末は、中等部生はChromebook、高等部生は個人の持ち込み端末(BYOD:Bring Your Own Device)も使用可としています。 Googleが提供する機械学習ツール「Teachable Machine(画像認識のモード)」を用いて、機械学習(教師あり学習)におけるモデル作りを体験します。実際に自身が用意した学習データを用いて試行する過程で、学習データの「量」と「質」の重要性を理解します。DEN-EN CHOFU GAKUEN JUNIOR & SENIOR HIGH SCHOOL 18人工知能のモデル作りを体験して、人工知能の『学習』を理解する[情報]高度情報社会を生き抜くスキルを体得ICT・情報教育

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