田園調布学園中高2025
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磨く 輝く 挑戦する第Ⅰ期第Ⅰ期基礎育成期第Ⅱ期個性伸長期 学校生活にも慣れ、まわりに興味関心が広がる中等部2年、社会の仕組みを学習し、自分と社会とのつながりについて考え始める中等部3年、高等部に進学し、具体的な進路を意識し始める高等部1年。 第Ⅱ期では、「自分の歴史」を振り返り、今の自分を知り、職業研究を通して、どのように社会貢献したいかを考えます。さらに、大学の先生による講義、卒業生や保護者の話を聞き、将来の夢や目標を具体的に思い描き始めます。●「自分史Ⅰ」を作成する 生まれた時から現在までの自分の歴史を振り返ります。自分を取り巻く環境や人との出会いなどを見つめ直すことで、何に関心を持ち、何を大事にしてきたのかを再確認します。自分の将来像を描くきっかけとなります。●職場訪問(中3) 中等部3年の一日校外学習は、少人数のグループに分かれて職場を訪問します。事前に下調べをし、働く現場を実際に見て、インタビューなどをする中で、働くことの面白さ、厳しさに触れます。事後の情報交換により具体的な職業観を持てます。●特別講義(中3・高1) 中等部3年・高等部1年を対象にした、大学の先生による講義です。20程度の学問分野から、受講講座を選びます。最新の研究や、大学の学びに触れる体験は、希望進路を考える際にも参考になります。第Ⅱ期第Ⅲ期第Ⅲ期中1自分を発見する自分を再認識する「自分史Ⅰ」の作成質問対応付き自習室「なでりんRoom」中2社会や職業を知る職業研究職場訪問(一日校外学習)土曜プログラム・高大連携プログラム中等部補習中3高1学部学科を研究文理選択学問研究大学の先生による「特別講義」オープンキャンパスに参加高2大学研究・「自分史Ⅱ」の作成・卒業生を囲む会進路講演会受験補習発展充実期 高等部2年では、さまざまな授業やプログラムを通して得た体験と学びを融合させ、生涯を通しての学びにつながる大学・学部学科選びをし、その先にひろがるキャリアを具体化します。 高等部3年では希望進路も決め、思い描くキャリアの実現に向けて精進します。●卒業生を囲む会(高2) 卒業生との座談会です。具体的な勉強方法について卒業生からヒントをもらい、今の自分と照らし合わせます。また、春季休業中には卒業したばかりの上級生たちから合格した大学・学部ごとにワンポイントアドバイスをもらう会も設けます。●「志望理由書」を作成する(高2) 2学期には、高等部3年に向けて「自分史Ⅱ」としての「志望理由書」を書きます。自分には何ができるのか、何をしたいのか、どのように生きたいのかを文章化し表現することで、将来の「キャリアデザイン」につなげます。●大学入試説明会(高1・2・3) 千葉大・東京農工大・電気通信大・早稲田大など、20校程度の大学入試担当者による説明会を実施します。個別相談もあります。高3志望校・受験校決定進路研究41・「精進日誌」を書く・「学習手帳」を活用する 新しい環境、新しい友、何もかもが新鮮な中等部1年。 それまで当たり前に存在してきた「自分」に改めてスポットライトを当てます。毎日の学校生活が、新しい自分の発見の場でもあります。第Ⅰ期には「自分さがし」のサポートと学習習慣の定着を促します。●「精進日誌」を書く 「今日一日の自分」を見つめて書くことで、「なりたい自分」の指針にします。一日の生活を振り返って、感じたこと、考えたことを書き、担任の先生に提出します。●「学習手帳」を活用する 毎日の学習計画と実行を記録することで、学習習慣をつけるとともに、次に何をすべきかを考える力も養います。 6年間をかけて段階的に自らの生き方について考えられるよう、さまざまな取り組みを行っています。土曜プログラムや「探究」の授業とも連携しながら、生徒がより大きな夢を描けるよう、生徒の積極的な進路選択に働きかけます。進路・キャリア教育

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