XYZ完答部分点一二試験時間満点一:『空をこえて七星のかなた』加納朋子(集英社)第1回二:『スマホ依存が脳を傷つける デジタルドラッグの罠』川島隆太(宝島社)一:『八月の御所グラウンド』万城目学(文藝春秋)第2回二:『人生を変える文章教室 書くとはどういうことか』梶谷真司(飛鳥新社)一:『クロワッサン学習塾』伽古屋圭市(文藝春秋)第3回二:『なつかしい時間』長田弘(岩波書店)問題(a)(b)(c)問一問二完答部分点問三問四完答部分点問五問六問七問八49■出題形式 50分100点満点。各回、文学的文章と説明的文章をそれぞれ1題出題します。また、漢字問題(読み・書き)を5問程度出題します。<参考>2024年度入試 出典■出題内容 文学的文章では、人物の心情を読み取る問題・主題に関する問題・表現の特徴を捉える問題を、説明的文章では、段落の関係を捉える問題・テーマと題材に関する問題・問題提起とその答え、筆者の主張を捉える問題を軸として出題します。また、本文の内容や筆者の主張をふまえたうえで自分の意見や考えを述べる問題を出題することもあります。■第1回 正答率正答率89%83%96%72%1%80%52%1%86%30%26%44%問一問二問三問四問五問六問七50分100点問題正答率78%58%96%78%96%3%94%58%9%69%72%5%70%(a)(b)完答部分点完答部分点■2025年度 受験アドバイス 文学的文章では、登場人物の心情が、何をきっかけにどのように変わっていくのかを丁寧に読み取る力が必要です。心情語(うれしい、悔しい、恥ずかしい、がっかりした等)はチェックしながら読むとよいでしょう。また、心情は、言動や情景描写などにも表れますので、それらの表現からどのような気持ちが読み取れるのかも意識して読んでください。記述する練習をおすすめします。 説明的文章では、読みながら、筆者が伝えようとしていること(主張)は何かを、大きくとらえることが大切です。繰り返し出てくる言葉や表現・形式段落ごとの中心文(中心内容)には線を引きながら読むなどするとよいでしょう。 漢字問題は、とめ・はね・はらいを確実に、一画一画をていねいに楷書で書きましょう。 ぜひ過去問に取り組んで、対策をしてください。入試問題について国語■見たい力・問題作成の基本方針 国語で見たい力は、「基本的な力が身についているか」ということです。それは、「文章の内容を正確に読み取る力=読解力」「読み取った内容を適切に表現する力=記述力」「語彙力(漢字・語句の意味など)」です。これを基本方針として問題を作成しています。
元のページ ../index.html#50