田園調布学園中高2025
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探究学習を通して、吸収し続ける、チャレンジし続ける人間へと成長する学園ブログ探究活動の様子を随時更新しています授業の流れは教育の特色探究 今、解決すべき問題は何なのか、それを念頭に置き、膨大な情報を取捨選択し分析する力、本質を見極めて課題を設定する力、対話を重ねていく力を育成する授業が「探究」です。 中等部1年生から高等部2年生までの5年間を通して、身近な課題から世界的な課題までを自分事として考えながら、卒業時には学校ルーブリックにある力や姿勢を身につけ、「これだけできたんだ」という自己肯定感をもてるような活動を行っていきます。長岡 敬佑教務部 探究係主任 一つの知識や技術を習得すれば済む社会ではなくなってしまった今、私たちに必要なのは、自ら課題を見出す力と、その課題に粘り強く向き合う姿勢だと考えます。 田園調布学園の探究学習は、大人でも解決策が簡単には思いつかないことに生徒が取り組む中で、常に自分たちの頭で考えることを繰り返していきます。その過程では思わぬ発見や困難に直面しますが、そこから得られる達成感や内省する力は、次への自信につながり、一生もののスキルへと変化していきます。 また、自分自身の好きや得意を表現することを通して、自分でも気づけなかった側面に出会い、またそれを周りに認めてもらえることも、田園調布学園の探究学習の特徴です。近年は、探究学習をきっかけとして、学内外でさまざまな企画や活動を自主的に始める生徒たちが増えています。05キーワードは「自己肯定感」社会的・国際的な課題に取り組み、達成感を得られる授業を展開しますP.30

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