田園調布学園中高2026
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AB1234②①②①②①②③53<参考>2025年度 出題形式■出題内容 物理分野ではてこや回路、化学分野では水溶液の性質や気体の発生方法・捕集法、生物分野では動物や植物のからだのつくりとそのはたらきや生物と環境、地学分野では地層や天気とその変化、また天体の動きなどをほぼ毎年出題しています。この他、ここ数年のあいだにニュースや新聞、テレビの報道等で取り上げられたことを題材に出題することもあります。大問数は4〜5題を基本とし、一つの大問の中に分野をまたいだ問題を出題することもあります。また、知識を問う問題だけでなく、記述や作図、実験結果から分かることを説明するような問題も出題します。■第1回 正答率試験時間満点第1回1:人の体・動物の誕生第2回1:発電・回路第3回1:昆虫・食物連鎖問題(1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)(8)(1)(2)完答部分点(3)(4)(5)一つ目二つ目(6)(7)(8)2:気体の性質2:水の状態変化2:てこ・滑車正答率54%67%52%85%94%87%80%64%45%98%95%74%1%76%76%55%46%完答48%部分点26%完答2%部分点29%問題①(1)(2)(3)(4)(5)(1)(2)(3)(4)40分60点3:大地のようすと変化3:植物の性質とはたらき3:水溶液の性質正答率28%34%完答9%部分点完答49%部分点22%68%83%完答1%部分点完答76%部分点12%89%67%完答22%部分点36%60%65%91%62%3%81%79%直径切れ目79%70%19%記号理由直進反射屈折①②■2026年度 受験アドバイス 小学校の理科の授業で扱う内容や身近な自然現象を題材にしているので、教科書を使って勉強してください。その際、漢字で書かれている用語は正しく漢字で書けるようにしておきましょう。 理科の学習において、観察や実験は欠かすことのできないものです。そのため、観察や実験に関する問題を多く出題し、知識だけでなく思考力や表現力を問う問題になるよう心がけています。実験の問題を解く上で、教科書に載っているような典型的な実験については、その目的、方法や手順、結果、結論などを整理しておくとよいでしょう。また、図・表・グラフを読み取る問題や、簡単な計算を必要とする問題も多く出題しているので、問題に慣れておくとよいでしょう。作図問題もほぼ毎年出題していますが、これは自分の考えや、観察・実験から考察される内容を的確に表現できるかどうかをみています。図が上手いかどうかは問いません。 過去問を使って問題演習を行うときには、まず問題文をよく読むことを心がけてください。図を描く問題や、自分の考えを書く問題、特に物理や化学分野では計算の過程を書く問題も出題しますので、基本的な内容を理解することはもちろん、普段から身近な現象を注意深く観察したり、自分の考えを読み手に伝わるように書いて表現したりする練習をしておいてください。記述式の問題の練習として、自分の答えを誰かに読んでもらい、何を伝えたいかが分かるかどうかの確認を積み重ねておくとよいでしょう。4:光の性質4:太陽の動き・月の見え方4:気象入試問題について理科■見たい力・問題作成の基本方針 理科では、「理科に関する基礎的な知識」の他に、「科学的な事柄に関する、文章や図、表を正しく読み取る力」、「読み取った内容を正しく整理する力」、「整理したことや自分の考えを表現する力」の3つの力を重視しています。それらを適切にはかるため、小学校の理科の授業で扱う内容や身近な自然現象を題材とした標準レベルの問題になることを基本方針として、物理・化学・生物・地学の各分野から配点がほぼ均等になるようまんべんなく出題しています。

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