中等部1年生1学期1学期中等部の目標自己の探究を突き詰める(自分はどんな人間なのかを考える)高等部の目標生徒インタビュー | 中等部3年 私たちは、学校のカーテンをより快適に開けたり閉めたりする方法について探究しました。思い通りにカーテンを動かすことができなかったり、プロトタイプを構成する部品が脆く、試すことが難しかったりするなど大変でしたが、課題が解決できたときはとても嬉しかったです。探究活動は、物事に対する姿勢や仲間の熱意、またそれに応える取り組みなどを総合的に学ぶことができる営みだと、今回の取り組みから学びました。これからは、探究活動をする人に対して、良い影響を与えることのできる人になりたいです。 生徒一人ひとりが「企画書」を作り、どんな計画で探究活動を進めるかを考え、没頭していきます。語学や哲学を研究したり、理科室で実験をしたり、アート作品を作ったりするなど、多種多様な取り組みに励みます。生徒インタビュー | 高等部2年 私たちは、プリクラなどの「推し活」グッズのリーディングカンパニーである、フリュー株式会社と「推し活を楽しくするアイデア」をテーマに、放課後の探究活動を行ってきました。推している対象どうしの「身長差」に魅力を感じる人がいることに注目して、キャラクターごとの身長差を反映させた「推しの箸」を提案しました。フリューさんからも高い評価のフィードバックをいただき、3年間の探究活動の中で最も満足のいくものになりました。このアイデアを商品化して、多くの人に届けることができればと考えています。2学期デザイン思考を通じて行われる問題解決型学習学校生活の中で感じる身近な問題を、探究活動で解決放課後の「探究ラボ」で企業との連携探究にチャレンジ中等部全学年3学期 「友人にイライラしたときの気持ちはどう解消すればよいか」や、「目標達成に向けた自己管理はどう行えばよいか」など、自分の非認知能力をどう向上させればよいかを考えていき、自己肯定感を高めます。6年間の学校生活を送る上での土台を作り上げることを目標にしています。 さまざまなワークを通じて、自分の「好き」「得意」を発見していきます。また、環境、貧困、飢餓、世界経済など、さまざまな問題に取り組み活躍されている海外ゲスト講師の講演や、海外オンライン研修を通じて世界に視野を広げます。 中等部1年生では、自分の強みを考えたり、ネガティブな感情との向き合い方を考えるワークを通して、自己を見つめ、内省する力を高めます。また、中等部3学年ともに、デザイン思考を用いて、身近な課題から日本国内の課題にまで目を向けて、社会と繋がりながら課題解決をしていきます。宿泊行事やなでしこ祭などの行事とも連携し、徹底的にデザイン思考を体験・実践していきます。 高等部では、自分の強みや興味関心から没頭できることを発見する「BOTTO」プロジェクトに取り組みます。世界に目を向けながら自分で課題を発見・設定し、ときには企業や大学の協力を得ながら探究活動を行い、成果をまとめていきます。 学校生活での困りごとや、地域、企業が抱えている困りごとなどについて、インタビューやプロトタイプ制作などを通して解決策をプレゼンします。自ら考える力を養い、デザイン思考を生かすことを目標にしています。2023年度はカルビー株式会社、2024年度は本田技研工業株式会社とのコラボ学習も実現しました。 没頭して得られた成果を記事や動画にまとめ、振り返りやプレゼンを行います。高等部2年生はさらにそれをどう社会貢献につなげられるかを考え、「GIVEの祭典」で発表します。DEN-EN CHOFU GAKUEN JUNIOR & SENIOR HIGH SCHOOL 06自己探究やデザイン思考の基礎の学習を通じて、課題解決スキルを身につける自分自身の興味・関心を切り口とした課題を設定し、没頭する力を身につける
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