調布学園の想い出
田園調布学園中等部・高等部
土曜プログラム「英語で音楽を学ぼう」講師(2002年度から継続)
中村 元様
I am very happy to celebrate the 100th birthday of Chofu Gakuen in 2026.
My association with Chofu Gakuen has been more than 50 years, when I started coaching soft tennis club in 1968.
After my return from Sydney, Australia ,where I spent 6 years assignment for Itochu Australia, Mr Naya asked me to become a lecturer for the Saturday program (English class) in 2002.Needless to say, I accepted his offer to return the favor by teaching English(through teaching culture ,history, music,current topics of English) to guide for the discourse ability. How time flies! I have seen changes of the girls, who mostly were shy at the beginning,but now the girls have confidence in speaking active English.
Chofu Gakuen started a very nice way of “learning and practicing” by various Saturday programs as liberal arts.
I thank you for the girls and Chofu Gakuen by saying
“Rome was not built in a day” and “many happy returns “for Chofu Gakuen.
2026年に調布学園が創立100周年を迎えることを大変嬉しく思います。
調布学園とのお付き合いは、1968年にソフトテニス部のコーチを始めてから50年以上になります。オーストラリア・シドニーから帰国後、伊藤忠オーストラリア会社で6年間勤務しました、2002年、納谷祐治先生(※)から土曜プログラム(英語クラス)の講師にならないかと誘われ、文化、歴史、音楽、英語の時事的なトピックなどを教えながら、英会話クラスの授業をしました。
時の経つのは早いもの! 最初は恥ずかしがる生徒が多かったが、今では自信をもって積極的に英語を話してます。
調布学園はリベラルアーツとしての土曜プログラムによって「学び、実践する」というとても素晴らしい方法を実践しています。以下の言葉で、調布学園と生徒たちに感謝を伝えます。「ローマは一日にして成らず。」
※元数学科教諭、のち中高事務長、理事・法人本部事務局長を経て、現参与
土曜プログラム「英語を楽しむ」講師(2002年度から継続)
Mr. Ronald Self
Twenty-two years ago, when I joined the school as an English teacher for the Saturday program, my first class was girls around 15 years old. Now those students would be about 37 years old. I am amazed at the longevity of this program and how fast time is passing.
We live in interesting times. AI, algorithms, computer translation, and electronic dictionaries have brought the world to our doorstep. However, there is still a need for exposure to native speakers of the language to be learned.
To be able to speak a foreign language well requires enthusiasm, determination, passion , and even a talent for languages. We look forward to the further development of the Saturday program, which will develop talents in a variety of areas.
22年前、私が土曜プログラムの英語講師としてこの学校に入ったとき、最初のクラスは15歳前後の少女たちだった。今はその生徒たちは37歳くらいになるだろう。今私が教えている生徒たちも15歳前後、このプログラムの息の長さと時の流れの速さに驚く。
私たちは面白い時代に生きている。外国語を学ぼうとする者にとって、これほど簡単な時代はない。AI、アルゴリズム、コンピューター翻訳、電子辞書は、私たちの目の前に世界をもたらした。とはいえ、学習する言語のネイティブ・スピーカーと触れ合う必要性は依然としてある。
外国語を上手に話せるようになるには、熱意、決意、情熱、 そして語学の才能も必要です。様々な分野の才能を伸ばす土曜プログラムがさらに発展することを楽しみにしています。
調布幼稚園
1990年(平成2年)3月卒業
D・I様
息子の入園式で、玄関のからくり時計を見た瞬間、言葉にならない懐かしさと喜びがありました。当時の自分を知る先生もいらっしゃり、さらに嬉しくなりました。卒園アルバムを引っ張り出し、ジャングルジムで得意気にダブルピースをする自分をみつけました。「おとうさんのすきなところはどんなところですか?」というページでは「あったかいて」と答えていました。父になった自分の手が柔らかい息子の手をとり調布幼稚園へ通えることに、誇りと感謝を感じています。
田園調布学園高等部
2005年(平成17年)3月卒業
田園調布学園大学 事務局入試・広報課
矢倉 絢子
高校から調布高校に進学(最後の高校入試組でした)。
一番の思い出は九州への学習体験旅行です。長崎の天草島原で宿泊した際の心霊体験と、佐賀の呼子で食べた新鮮なイカの味は忘れられません。日々の学びと、さまざまな体験を共有し分かち合えた3年間で、一生の付き合いとなる友人をつくることができました。
田園調布学園大学みらいこども園
2010年度(平成22年)~2019年(平成31年)12月勤務
M.K様
100周年御祝い申し上げます。黄葉舞う園庭で歩けて嬉しい0歳児がビールケース押しで遊んでいます。それを見ながら幼児が畑で掘ったサツマイモを計りにのせて大きさ調べをしています。張り切って園歌を歌う2歳児の足元には、保護者、大学の先生、職員が作った物に子ども達が絵を描いた台が並んでいます。初年度の3.11を乗り越え「子ども主体の保育」を目指したみらい園には、いつも見守られている、そんな暖かさに満ちていました。
調布中学校・高等学校
1977年(昭和52年)3月卒業(高校29回生)
田園調布学園中等部・高等部 英語科教員
1982年度〜1991年度専任、1993年度〜2009年度/2019年度〜2023年度非常勤
岡野 恵様
中高時代の全てが懐かしい想い出です。学校の中でお気に入りの場所は旧校舎4階の図書室でした。ドアを開けた瞬間、本の匂いが立ち込め、胸一杯その空気を吸い込んだものです。6年間図書委員をし、卒業生で作家の帯 正子(本名:帶刀 正子)さん(昭和16年卒 高女12回生)や童謡作家の小黒 恵子さん(昭和20年卒 高女17回生)にお話を伺い、『読書の栞』に書かせていただきました。言葉の持つ音や表現の面白さに強く惹かれ、それが今の私に至っているのかもしれません。機会を設けてくださった司書の松村 千恵子先生も卒業生(昭和23年卒 高女20回生)です。調布中学校・高等学校で学べたからこその出会いに感謝してもしきれません。
※調布幼稚園卒業として想い出を書かれている帶刀 淳子さんは帶刀 正子さんのお嬢様です。
調布幼稚園
1958年(昭和33年)3月卒業
帶刀 淳子様
「いってきまぁす!」いそいそと靴を履き替え、教室に入る孫の背中。70年前の朝、胸を高鳴らせて登園した自身を重ねて見送る。年少の頃、園庭で遊ぶのが大好きだった私は、ことあるごとに窓から教室を抜け出し、先生方を困らせたらしい。年長の劇・赤ずきんでは、おばあさん役を。黒のロングスカートが大人気分で嬉しく、元気なおばあさんね~と笑われたっけ。卒園式で先生からいただいた「あなたらしさを忘れないで」というメッセージは、今でも支えになっている。
田園調布学園大学
2007年(平成19年)3月卒業
田園調布学園大学なでしこ同窓会会長
茨田 広宣様
大学ではオープンキャンパスなど大学行事に携わり、勉学以外にも様々なことを学ばせていただき、多くの思い出を作ることができました。その経験を現在の介護の仕事に活かし、日々、励んでおります。卒業後も同窓生として、大学のみでなく調布学園に関わらさせていただいており、今後も学園とともに「捨我精進」の精神で歩みを進めてまいります。
田園調布学園大学みらいこども園
2012年(平成24年)3月卒園(2回生)
SORA様
2014年(平成27年)3月卒園(5回生)
AOTO様
100周年おめでとうございます。私は3年間園に通いましたが、今でもこの3年間は自分の人生の中でも貴重な時間でした。1番の想い出はたくさん遊んだことです。遊びから学ぶこともたくさんありました。楽しい想い出をこれからも残してください。(AOTO)
僕は、設立当初に「そら」組で入園をして、今は大学一年生になりました。園で楽しく過ごせたお陰で今も「楽しく遊ぶ」生活が出来ています。(SORA)
調布中学校・高等学校
1965年(昭和40年)3月卒業(高校17回生)
田園調布学園中等部・高等部 精進同窓会会長
栗原 愛子様
約60年前、登校下校時には校門をくぐる時、深くお辞儀をしていました。講堂のお掃除は長いひだスカートの裾を口に挟んで雑巾掛けをした記憶があります。音楽室は東校舎(現在の第二校舎)で、放課後、音楽部の練習に勤しみ、朝日新聞社主催合唱コンクールに3位入賞!まさに今、その場所に精進同窓会室があり、音楽室では同窓会サロン歌謳会で歌っています。調布学園で好きなことに思う存分取り組むことができ、それが人生の方向を決定し、糧となりました。
調布幼稚園
1963年(昭和38年)3月卒業
伊藤 俊典様
創立100周年おめでとうございます。雪谷小学校の近くから坂を上り中原街道を渡って通園していました。ふじぐみで優しく丁寧な指導をしてくださった小塙悦子先生が担任でした。幼稚園は大好きで、友達との遊び、絵本の読み聞かせ、遠足、運動会など毎日が充実していました。教育内容が素晴らしい調布幼稚園に通えたことを誇りに思うとともに、人間形成の基礎を作っていただきましたことに心から感謝を申し上げます。
調布中学校・高等学校
1966年(昭和41年)3月卒業(18回生)
田園調布学園大学 学長
生田 久美子
私は昭和四一年調布高校を卒業しましたが、調布学園で学んだ六年間は確実に私の存在基盤となっています。哲学者の野家 啓一は「時間は流れ去るものではなく、現在や未来の生活にしっかりと織り込まれていく」と言っていますが、調布で過ごした時間は「流れ去った」のではなく、私の人生における一枚の「織物」に確実に織り込まれていることをあらため実感しています。特に、「捨我精進」という思想の普遍的な価値への思いは時を経るごとに深まっているような気がします。
田園調布学園大学みらいこども園
元副園長
久富 紀子様
2026年創立100周年記念、その後の100年を願い心よりお祝いを申し上げます。時代の要請に応え、先駆的な認定こども園を設立した経験は人生の中での誇りであり、子ども達と過ごした日々はかけがえのないものです。現在民生・児童委員として地域貢献に努めておりますが、いかに子ども園の理念が素晴らしいもかを再認識しております。主体的な遊びを重視し、意欲や自信をもち生きる喜びを持った子ども達が今年市政100周年の川崎市のために、そして日本の未来を担ってくれることを期待しております。