田園調布学園について

建学の精神・学校概要

建学の精神

捨我精進

自分本位の我を捨て、目標に向かって努力を続けること、
他人よかれと行動すること

川村理助初代校長は、自身の生活体験の中で、どんなに困難な状況にあっても、わがままを捨て、自分の目標に向かって懸命に努力するとき、心は楽しさで満たされ、無限の力を発揮できる、という境地に達し、その心境を「捨我精進」ということばに託しました。学校法人調布学園はこれを建学の精神としています。創立以来、本校は、「捨我精進」の実践を通して、健全な人格と真の学力および豊かな教養をそなえた女子を育成してきました。知・徳・体の調和した教育活動を行い、「強い心・思いやりの心・素直な心」を育み、社会に貢献できる人格の土台を作ることを目指しています。

精進の鐘と黙想

1日の精進を誓い、顧みるために、鐘の音を響かせたいと願い、1934年に「精進の鐘」がつくられました。毎朝、教室または講堂での朝礼時に、3回鳴り響きます。その時、全校で姿勢を正し両手を前に組み、軽く目を閉じて心を落ち着けます。この黙想は毎時間の授業の始めにも行います。

精進日誌

「今日一日の自分」を見つめて書きます。一日の生活を振り返って、感じたこと、考えたことを書き、担任に提出します。書くことは考えることであり、「なりたい自分」の指針になっていきます。

沿革

1926
(大正15年)
調布女学校創立
1947
(昭和22年)
調布中学校(新制)設立
1948
(昭和23年)
調布高等学校(新制)設立
2004
(平成16年)
田園調布学園中等部・高等部に校名変更
2005
(平成17年)
新校舎竣工
2012
(平成24年)
ユネスコスクールに加盟
2014
(平成26年)
併設型中高一貫校に移行・土曜授業推進事業に認定
2016
(平成28年)
創立90周年
2018
(平成30年)
第二校舎(創造探究棟)改築竣工

1933年当時の校舎

1972年当時の校舎

校章

「大和撫子(やまとなでしこ)」、美しい響きを持つ言葉です。
ナデシコは、日本女性の美を象徴する花として、古くから愛されてきました。多摩川の河原に群生し、可憐な優しさの中に強さを秘めるナデシコ。田園調布学園の校章のモチーフとして、生徒たちの胸に心に、輝いています。

校歌

作詞:川村理助  作曲:中山晋平
1927年(昭和2年)12月の終業式で発表されました。

校歌を聞く (mp3)