中等部1・2年の体験学習は仲間や現地の人々と生活体験を共有することによって、未知の自然や文化への新鮮な発見や驚きを体験し、人とともに生きる知恵を学びます。
中等部3年・高等部1年の学習体験旅行は「知る」「考える」「行動する」ことを柱に、教科横断型の事前学習・事後学習を含めた行事です。歴史の連続性や独自の地域文化を学び、それらの発信地で発信者から学び、考えることを通して、他と調和して生きる知恵を学びます。
池めぐりやキャンプファイヤーなどを友だち同士で協力して実施。楽しみながら心身を鍛え、親睦を深めます。ホタルや星の観察のほか、「志賀高原ユネスコ エコパーク環境学習プログラム」に参加し、豊かな自然に囲まれた場所ならではの生活を通じて生きる知恵を学びます。
農村生活体験を通して生きる知恵を学ぶことを目的に、ファームステイを体験。1班3名で各家庭の家族になります。枝豆の収穫などの農作業や酪農・そば打ち、商店の手伝いなど、お世話になる家の仕事を通して、自然や異なる文化への理解・関心を深めます。
古代国家の中心地であった飛鳥・奈良をめぐり、平安京がおかれた京都では班ごとのテーマ学習にも取り組み、現地の方への取材を行います。事前に学んだ歴史と文化に直接触れ、現代へのつながりを探求します。
授業やホームルームを通して1年間の事前学習に取り組み、国際関係・環境・共生・平和について深く考察する高1の学習体験旅行。苗代川・水俣・諫早・長崎など、それぞれの現場を目にし、実際に問題に対峙している当事者の方々から話を聴くことで、一人ひとりの思索を深めます。事後学習では、課題を分析・考察し自分に何ができるかを考え、意見文としてまとめます。