帰国生入試をお考えの方へ

身につけた英語力・海外経験を生かす
チャンスがたくさんあります

田園調布学園は”出会い”がたくさんある学校です。本校での生活や体験を楽しみにしている人に入学してほしいと考えています。高大連携、協同探求型授業や土曜プログラムなど本校独自のカリキュラムで、思考力や表現力を伸ばすと同時に、将来の生き方を考えていきます。

国内外で実施している宿泊行事では、現地の方や伝統・文化など様々な”出会い”があります。英語力が優れている帰国生に対してはネイティブ教員による取り出し授業を実施し、外部コンテストへも多数参加、全日本高校模擬国連大会にも選ばれました。

海外で様々な体験をしてきた帰国生が活躍できる場がたくさんある学校です。

帰国生入試は、国語・算数/英語・算数の2教科または算数1教科+面接

※算数1教科で受験する場合は、出願時にCEFR B1(英検2級、TOEIC L&R 550点、TOEFL iBT 42点)以上の基準を満たすことを証明する書類の提出が必要になります。詳しくはこちらをご覧ください。

学校生活がスムーズにスタートできるように

国語、数学に関しては定期考査毎に達成具合により、補習を受けることができます。また理科や社会など他の教科も必要に応じて、個別指導が行われています。また、両親の海外転勤に伴い転学した後の復学に関しては、中等部は書類審査のみで復学できます。高等部は復学の前に基本的事項が身についているかを確認するためのテスト(英・数・国)を受けていただくことになります。

様々な国から集まった帰国生・海外からの編入生が学んでいます

2023年4月現在の帰国生や海外からの編入生は、全学年で53名です。
滞在先は、アメリカ合衆国・アラブ首長国連邦・イギリス・インド・インドネシア・オーストラリア・オランダ・カンボジア・サウジアラビア・シンガポール・スウェーデン・タイ・台湾・チェコ・中国・ドイツ・フィリピン・ブラジル・フランス・ベトナム・ペルー・ベルギー・香港・マレーシア・南アフリカ・メキシコ・モンゴル・ルクセンブルグと多岐にわたります。
出身校についても日本人学校、インターナショナルスクール、現地校と大きな差はありません。

学年 帰国生・海外からの編入生
中1 6名
中2 13名
中3 11名
高1 8名
高2 12名
高3 3名

英語以外の語学教育について

土曜プログラムの1分野「世界を生きる~語学・伝統文化・メディア~」において、英語以外の7つの言語(仏・独・伊・中・韓・西・露)の講座が設置されています。

帰国生の声
~田園調布学園での学園生活~

勉強・部活動・ホームステイなど、充実した学校生活を送っています

私は中2になる4月に田園調布学園に編入しました。当初は日本の中学校はどのような雰囲気なのだろうと不安でしたが、皆が明るく接してくれたのですぐに馴染むことができ、充実した学校生活を送っています。部活は書道部に入り、高2でのなでしこ祭まで仲間ともに作品を作り上げたことは、一生の思い出です。
本校に編入してからは、取り出し授業に参加しました。英語でプレゼンをしたり、小説を書いたりとさまざまな課題に挑戦しました。他にも交換留学生と授業を受け、模擬国連に参加するなど英語を活かせる機会は多く、英語力を継続的に高めることができたと実感しています。一番印象に残っているのは、中3でカナダでのホームステイプログラムに参加をしたことです。ホストファミリーと2週間生活していく中で、どのようにしたら自分の意思を伝えられるのか、毎日のように考えました。そして積極的にコミュニケーションをとることの大切さを学びました。ホームステイを通して初対面の外国人と話すことに抵抗がなくなったとともに、文化の違いを伝え合う大切さをあらためて学び、とても有意義な時間を過ごせたと感じています。
この学校で進路を考えていく中で、私は文系に進むことを決めました。これまでの海外経験や、中3の時の職場訪問から、将来は世界を舞台に働きたいと考えるようになりました。そのために社会に出てから通用する英語力をこれからも高めていきたいと思っています。

高等部2年生 Wさん(オーストラリア・日本人学校)

英語力と田園調布学園での経験を生かして、将来は理系分野で活躍したいと考えています

田園調布学園に入学してからは、体操部に所属し、高等部1年から部長を務めました。
中等部1年生から高等部2年生まで取り出し授業に参加しました。取り出し授業ではネイティブの先生とAll Englishで授業を進めるので、英語力の維持にとても役に立ち、有意義な時間を過ごせました。
高等部1年で出場した模擬国連大会では「宇宙利用」を議題に話を進めました。大会では不慣れなことが多く、ついていくのに必死でしたが、自分の意見を他の国の大使に認めてもらえた時の嬉しさは今でも覚えています。また、この大会の出場以前に行った選考課題で、国内の環境問題を改善するための改善案を提案しました。多くの人に理解してもらえるよう、いろいろな角度から考えた案は、誇りに思えるものとなりました。
これらの経験から、模擬国連をきっかけに、海外への視野が広がったと共に、自分の意見をしっかり持ち、伝えることの大切さを実感しました。
将来は理系に進みたいと思っています。帰国子女だと文系・国際系と考える人も多いと思いますが、最近では理系でも英語が大切になり、どちらを選んでもいいと思います。田園調布学園は一人ひとりの意思を尊重してくださるので文理選択も迷わずにできたことがよかったです。

高等部2年生 Oさん(アメリカ合衆国・現地校)