学園ブログ

フランス語講座(土曜プログラム)

 高校1年生のコアプログラムです。夏休み前の前回からしばらく時間が空き、第3回目となる今回は新しい講師の先生をお迎えしました。最初にパリの地図でシャンゼリゼ大通りの場所を確認し、それが1910メートルの美しい通りであること、有名なツールドフランスTour de Franceのコースでもあることなどを教わりました。つぎに先生が一人ひとりに小さな紙切れを手渡されると、そこにはルイヴィトン、アップルストア、マクドナルドなどシャンゼリゼ通りにあるさまざまなお店の名前が。生徒は凱旋門からコンコルド広場まで自分の受け取った店の番地順に並び、シャンゼリゼ通りを作りました。つぎにジョー・ダッサンJoe Dassinが作った有名なオー・シャンゼリゼ (原題はLes ChampsーElysee)を聞き、歌詞を教わり、歌う練習をしました。最も有名な繰り返しにあるAux Champs-Elyseeとは「おお、シャンゼリゼ」ではなく「シャンゼリゼ通りで」という意味でした。生徒は先生が口ずさまれるフレーズを聴いて上手に繰り返して歌い、その勘のよさ、リズム感のよさに感心しました。

2時間目には女性歌手ZAZの歌声に合わせてさらにサビ部分だけではなく1番の歌詞をすべて歌う練習をしました。テンポもやや速い中、生徒はフランス語の音を再現しようと一生懸命チャレンジしていました。その後、フランスのクリスマスの飾りつけや有名な歌、クリスマスのご馳走や、近年日本でもだんだん知られるようになったガレットデロワGalette des Roisについてお話をうかがいました。小さな陶器のフェ―ヴ(そら豆)が入ったこのお菓子はもともと、キリストの誕生を祝いに訪れた三人の博士が到着した1月6日に食べるものだったそうです。最後に生徒たちはフランス語でクリスマスと新年のカードを書いて今日のレッスンは終わりました。

(フランス語担当 田中真美)

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