学園ブログ

スキー教室4日目(菅平高原)

スキー教室はあっという間に最終日(4日目)を迎えました。

夜から降り続いていた雨は止むことなく講習開始の時間となり、4日間で初めて雨がっぱを着用の上、雨の中の講習そして、スキーの検定試験に臨みました。

この検定は、今回お世話になったスキースクールが所属している日本プロスキー教師協会(SIA)が認定するもので、国際スキー教師連盟(ISIA)が定めた国際的にも認められる公式な資格です。

リフトに乗って検定場所に向かった頃には、朝まで降り続いていた雨も弱まり、検定に集中して取り組める天候になりました。


一人ひとり緊張しながらもインストラクターの先生の前で滑り出し、各自のこれまでの練習の成果を大いに披露することができたと思います。
検定の結果は新学期に発表されるため、良い結果が出ることを願いながらのお楽しみとなります。

 


3月としては100年に一度と呼ばれるほどの異常な暑さを記録した初日に始まり、4日間の中で、晴れ・風・曇り・霧・雨と、まさに「山の天気は変わりやすい」ということを体感するスキー教室となりました。雪の状態は決して良いとは言えませんでしたが、その分確かな技術が要求されるため、技術面でも精神面でも、生徒たちがたくましく成長する姿を見ることができました。

 
今回は雨のため、例年ゲレンデで行われていた閉校式を、昼食後の食堂で行いました。リーダー班である高等部2年生の司会で進行し、お世話になったスキースクールや宿舎の方々に感謝の気持ちを伝えることができました。

   

本校のスキー教室は、上級からA、B、C、D、Eの5つのグレードを設定しています。これは、初心者で参加した中等部1年生が、毎年参加することで、高等部2年生になったときには技術面では最上級のA班になり、生活面でもリーダー班として生徒をまとめていけるように成長していくことを狙っているものです。今回参加した生徒にはさらなる技術向上を目指して、ぜひ来年度のスキー教室にも参加してほしいと思います。そして、学年単位で行なっている学習体験旅行などとはまた異なった経験をすることのできるスキー教室に、今後さらに多くの生徒が参加してくれることを期待しています。

 

引率:伊藤・村山