学園ブログ

中3カナダホームステイ【4日目】

最高気温は30℃、最低気温は16℃という、真夏 とはいえ、朝晩は寒いくらいの気候であるカナダでのホームステイが4日目を迎えました。スタディセンターへの登下校は必ずホストファミリーが送迎してくれます。送ってもらったあと、ホストファミリーとの別れ際に交わす、“Have fun! ”(楽しんで!)、“ Thank you! ”(ありがとう!) というやり取りも、すっかり板についてきました。

さて、本日の授業は、カナダの先住民族に関する学習です。カナダは、多くの移民によって構成されている、世界でも有数の多民族国家です。カナダの憲法では、3つの集団が先住民族として認定されており、それらの文化や歴史について学びました。

このように聞くと、何やら難しいことのように思えますが、 こちらの授業はとにかく身体を動かします。テキストを通して学んだ知識を、ゲームや対話を通して、使える知識として定着させていくのです。

バディたちの協力もあり、ゲームの際は大いに盛り上がりました。気を遣わずに自分を出して良い、周りの目を気にせずに意見を言って良い、そういう雰囲気が少しずつ出来てきたように感じます。ひときわ盛り上がったあとの休憩時間には、日本から持ってきたお菓子をお土産としてバディに配り、一緒に食べて親交を深める生徒たちが多くいました。

 

昼食を終え、本日の午後のアクティビティは「ドリームキャッチャー作り」です。ドリームキャッチャーとは、カナダ先住民に伝わる手作りの装飾品で、眠る者にとっての悪い夢を網や羽がからめとり、良い夢だけを届けてくれるというお守りのようなものです。網を作るのに苦労する生徒もいましたが、先生たちからのサポートを受けながら、無事に全員がオリジナルのドリームキャッチャーを作ることができました。これで今日はすばらしい夢を見ることができるはずです。

  

そして、なんと今日が誕生日であった生徒のお祝いを皆で行いました。カナダで迎えた誕生日。これも何かの縁でしょう。皆で歌ったハッピーバースデーの歌は体育館に響きわたり、建物全体が祝福してくれているような、そんな幸福な時間となりました。ぜひ幸せな1年にしてほしいと思います。

 

その後、カナダ先住民の伝統的な舞踊を体験しました。皆恥ずかしがりながらも、楽器を鳴らしたり、動物の動きを模したダンスをしたりと、実際の体験を通して学ぶことの多い1日となりました。

今週の授業は今日で終了です。そして、8月7日(月)はブリティッシュコロンビアデー、通称「BCデー」というカナダの祝日なので、明日から3連休となります。ホストファミリーと過ごす大切な3日間をぜひ楽しんでもらいたいと思っています。(※3日間は各ホームステイでの動きとなるため、当ブログの更新もいったんお休みします。ご了承ください。)

それでは最後に、生徒たちが昨日書いた日誌の一部をご紹介します。

“ I learned about Canadian sports and hobbies. I’ m very excited because I went to Harrison Lake. It was very beautiful view and weather. ”(A.S)

“ I played drawing with my host brother. I was glad to listen to my favorite music. I could say what I want to do with host family. I think it is important.”(M.I)

(引率教諭 郡・伊藤亮)