学園ブログ

4日目は酒田市公益研修センターにて、閉校式を行いました。

田園調布学園では長きに渡り、山形県酒田市とファームステイを通じて交流を行っています。

今回の体験学習においても、酒田市の農政課の方々や、農家の方々に大変お世話になりました。

この閉校式は、4日間の最後の行事です。

探究学習の報告を行いました。

今回の体験学習では、酒田市と鳥海山•飛鳥ジオパーク合わせて3つのミッションをいただきました。そして、そのミッションの本当の困りごとを見つけるということが、体験学習での大きなテーマでした。

以下が３つのミッションです。

①「首都圏の中高生が酒田の環境に配慮した野菜を買いたくなるモノコト」

②「中高生が農業をもっと楽しめるモノコト」

③「釜磯海岸を訪れた中高生がゴミを拾いたくなるモノコト」

学校で行っていた事前学習でも、様々に頭を働かせて、質問や困りごとを考えていましたが、いざ実際に自分の目で見て、感じて、現地の状況を確かめてみると、新たな気づきが生まれたようです。2.3日目の夜に行われた事前口頭試問では、ワクワクしている様子を浮かべていました。

今回については代表の10人の発表でしたが、今後の事後学習、探究の時間を通じて、デザイン思考のプロセスを踏み、より良い案を酒田市、そして鳥海山•飛鳥ジオパークの皆様に届けられるように学年で取り組んでいきます。

4日間の体験学習は、全日程記録的な猛暑の中でしたが、各方面に配慮していただき無事に行程を終えることができました。

体験学習を通じて成長した姿で、2学期も存分に頑張ってほしいと思います。

体験学習係　上野