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【祝 グランプリ受賞!】高校生ビジネスプラン・グランプリ

1月7日、「第11回 創造力、無限大♾️ 高校生ビジネスプラン・グランプリ」(主催:日本政策金融公庫)の最終審査会が東京大学伊藤国際学術研究センター 伊藤謝恩ホールにて開催されました。
本校から高等部1年生の生徒が、同大会過去最多の参加者全国12449名、5014組の中を勝ち抜き、
10組のファイナリストに選出されていました。

本番のもようを、YouTube Liveで視聴することができます。
(https://www.youtube.com/live/CEPm-xG7v5g?si=6QFX1SpRdkqQ5SnU)  

ビジネスプラン名は「世界の女性を幸せにするテック・ドミトリー」。

「東南アジアや中東・アフリカなどの女性が日本の企業からサポートを受け無償でITスキルと日本語を学べる寮」を開設し、就業を支援するというサービスです。

世界の女性社会格差問題と日本のIT人材不足を同時に解消することができる、ドミトリー(寮)。
学んで手に職をつけたい女性・やる気に満ち溢れた人材を求める日本企業のいずれにも利益をもたらす、秀逸なプランです。
すでに、インドネシアの地方都市Bandungにテック・ドミトリー第1号の開校が決まっています。

6分間のプレゼンテーション、その後は審査員からの質疑応答です。
終始堂々と、溌剌としたパフォーマンスを披露しました。

その事業性の高さ、圧倒的な行動力と熱量が高く評価され、審査結果は見事グランプリを受賞。

全国5014組のプランの頂点を勝ち取りました。

受賞生徒のコメントです。

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中学生から思い描いてきたことが、グランプリという形で評価してもらうことができ、とても嬉しいです。
活動を始めた頃は、ビジネスプランが壮大すぎたことや、私が未熟だったこともあり、苦労した経験しかありません。
しかしその困難を乗り越えることは、何かしたいけどやりたいことが見つけられなかった自分にとっては楽しくもありました。
グランプリという素晴らしい賞をいただきましたが、まだまだスタート地点に立ったばかりです。世界では3億人以上の女性がテック・ドミトリーを待っています。この女性たちを救うためにもこの賞を自信により精力的に活動していきたいです。

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昨年度から始まった「探究」の授業に大変熱心に取り組んできた生徒でもあり、今年度の1学期から2学期にかけて高等部1年生で行ってきた探究学習「#DIVE」では、「ビジネスを創る」という講座を受講。
そこで得た学びも生かし、今大会での結果につなげました。
他生徒にも大いに刺激になる、素晴らしい結果です。

今後このプランをさらに成長させ、「世界の女性を幸せにする」を叶えていってもらいたいです。

田園調布学園では今年も、主体的に行動し、
自ら未来を切り拓いていくことのできる生徒を育てていきます。

(引率教員 高等部1年担任・探究係 橋本彬生)