学園ブログ

日能研の「シカクいアタマをマルくする」の広告に選ばれました

 5月20日(土)~6月19日(月)まで、本校の国語の入試問題が、京浜東北線や目黒線などの電車内の額面広告に掲載されています。

 掲載されている文章は、宇宙飛行士の野口聡一さんが書いたものです。野口さんが初めて宇宙へ行って、それまで知っていた地球の姿と実際に宇宙から見た地球の姿が違ったという、体験することの重要性について書かれています。問題は、「この文章の「体験の重要性」の説明をふまえて、あなたの「体験」とそれによって考えたこと、得たことなどを具体的に書きなさい」です。

 問題の解説はこちらをご覧ください。後日、本校教員のインタビュー記事も掲載されます。

 出典の『15歳の寺子屋 宇宙少年』(2011年 講談社)では、野口さんが宇宙飛行士に選ばれるまでの宇宙飛行士選抜試験や宇宙飛行訓練の様子が具体的に書かれています。また、宇宙に関することだけではなく、野口さんが今まで体験したこと、体験によって考えたこと、得たこともたくさん書かれています。たとえば「恐怖心を乗り越えるためのふたつのルール」、「真実を探す力、自分信じる力」など、私たちの日々の見方や考え方を変えるヒントがこの本にはたくさんつまっています。ぜひ読んでみてください。(国語科 佐藤希世子)