学園ブログ

桐生選手の記録達成によせて~中等部講堂朝礼(9月13日)

今日の校長先生のお話は、陸上の桐生選手についてでした。桐生選手は先日、念願の9秒台の日本新記録をたたき出しました。この出来事から校長先生は私たちに二つのことを教えてくださいました。一つ目は、この大会のスターターが桐生選手の記録が公式の記録になるように、風が吹いていないタイミングを見計らってスタートの合図をしたことです。そのような気づきが大きな記録を支えました。日常においても気を配ることが大切です。二つ目は、桐生選手が9秒台を出したとき、高校時代からのライバルである山縣選手にお祝いの言葉をもらってうれしかったということです。たとえライバルでも仲間が何かを成し遂げたとき、「やった!」と思えることは大切です。校長先生は、私たちの生活には小さな「やった!」という経験が積み重なって、じんわりとした幸せを感じるのだとおっしゃいました。なでしこ祭や体育祭で、小さなことでも「やった!」と思えるようなことを見つけられるといいですね。桐生選手のように努力を重ね、友達と協力し合おうと思いました。(中等部3年週番)