私が探す本は‥‥‥
- 図書館教育

新年度が始まり、図書館でもオリエンテーションを実施しています。
中等部1年生は、教室で利用案内を聞いた後、図書館に移動しました。そして、初めてパソコンでの蔵書検索を体験しました。
配付されたプリントには、出席番号の横に様々な書名が並んでいます。書名はひとりひとり違います。生徒は自分の出席番号のふられた本を「蔵書検索」して、本棚へ探しに行きました。
私の本は一体どこにあるのだろう。
生徒たちは、図書館の地図を持って、棚の表示を見ながら本を探しました。
パソコンでの蔵書検索、新聞記事データベースをつかい、自分の求める情報に辿りつくにはコツが必要です。
さらにインターネット上で情報を収集する場合には、根拠のある内容、著作権などの問題も考えなければいけません。
図書館をよりよく知ってもらうため、普段あまり手に取られないような社会科学や美術の本も探す本のリストに載せました。生徒たちは、自分で探し出した本を借りることもできるので、さっそく貸出をした人もいました。
オリエンテーションで学んだ十進分類法などは、大学図書館・公共図書館を利用する際も役に立ちます。
これから6年間、3万6千冊の蔵書を自分の本棚として、読書や学習の両方で大いに活用してほしいと願っています。
(司書 松井)