中3 オーストラリア・ホームステイ (10日目)
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本日は、前回の遠足の後半の様子をお伝えします。
壮大なジャングル・ツアーを終えた後、次に訪れたエリアが「コアラ&ワイルド・ライフ・パーク」です。
ここでは、カンガルー、ディンゴ、タスマニア・デビル、巨大ワニや恐竜のような足をしたヒクイドリに加えて、この周辺にしか生息しないラムホルツ・キノボリカンガルーも見られます。
普通の動物園とは違い、檻はほとんどありません。二重扉を開けると、木の下でのびのびとお昼寝しているカンガルーが出迎えてくれます。他にも、草を食べているワラビーや飛び跳ねている姿も見られました。
人慣れしているので、頭を撫でたり体に触ったり、五感全てでワイルド・ライフを感じることができました。
最後に体験したのが「パマギリ・アボリジニ文化体験」です。
最初に、ディジュリドゥのデモンストレーションを見せてもらいました。
ディジュリドゥとは、アボリジニの金管楽器です。シロアリに食べられて筒状になったユーカリの木から作られます。元々は、アボリジニが昔から精霊と交信するための祭儀で使用していたもので、神聖な楽器として大事に扱われていました。
狼の鳴き声やカンガルーの跳ねる表現など息の吹く強さや吹き方で、音色が変化しており、歴史を感じることができました。
その後、槍投げも見せてもらい、一人一人、ブーメラン投げも初体験。
さらに、先住民族アボリジニの一種族パマギリ族が奏でる民族楽器ディジュリドゥとクラップ・スティックの音色に合わせて踊るダンス・ショーを見学しました。
熱帯雨林がディジュリドゥの音色とクラップスティックの木の音を響かせており、伝統的な雰囲気がありました。
ショーの後半には、生徒もステージ上で独特のダンスを体験し、客席も大盛り上がりでした。
ショッピング・ストリートまでバスで移動後、持参したホスト・ファミリーのお手製のお弁当をテラスでいただきました。お土産屋やアイスクリーム屋などが並ぶ町を目にして、ワクワクが止まらないようでした。
ランチの後は、散策と、待ちに待ったショッピングです。
ハンドメイドの石鹸、蝶モチーフのストラップ、コアラやカンガルーのぬいぐるみなど、お店によって、売っているものは様々です。バディーと、どこのお店から見るかやどんなものを買いたいかなど英語でコミュニケーションをとりながら、ショッピングを満喫していたようです。
お店の中でも店員の方に英語で質問する姿も見られ、この1週間で大きく成長した姿が見られました。
それぞれが買ったお土産を持って集合場所に戻って来た後、集合写真を撮ってバスに乗り込みました。
行きは英語で賑やかだったバスも、帰りはとても静か。
たくさん歩いて、たくさん英語で話して、たくさん笑って、とても充実した1日になりました。
さて、いよいよ、今日から2週間目が始まります。
聞くことにも話すことにも慣れた彼女たちの英語力はどんどん伸びていくでしょう。
最終日までバディーたちと共に生活や言葉、伝統など多くのことを学んでほしいと思います。
今日は、遠足の日の生活記録をご紹介します。
I went to Kuranda today. And we saw two movies. One was Frozen II, and the other was Zootopia. I love the two movies, so I was very happy. I saw the movies a lot of times, so I was able to understand what people talked about in them.
( S. H. )