2024年度 11月の高大連携プログラム
- 高大接続・高大連携

11月の保護者面談の時期にあわせて、今年度も5つの高大連携プログラムを実施しました。
まず、11月7日(木)の「情報系の学びを知る」(電気通信大学)を皮切りに、11月9日(土)には「農学系の学びを知る」(東京農業大学)を開催しました。これら2つのプログラムは、高等部1・2年の生徒を対象としたもので、電気通信大学と東京農業大学へ進学した本校卒業生が、高校時代の進路選択と入試準備についてや、各学問分野で学べること、自身の研究活動、大学生活などについて紹介してくれました。参加した生徒たちは、「電気通信大学と聞いて、情報系が思い浮かぶけれど、機械など理工系もいいことを聞けてよかった」(電気通信大学)、「農学系は農業について研究しているイメージがあったけれど、遺伝子や微生物、発酵など幅広い分野を学ぶことができるとわかりました」(東京農業大学)などの感想を寄せてくれました。
今週は、全学年の生徒・保護者を対象にして、11月11日(月)「国際系の学びを知る」(国内大学編)、11月12日「国際系の学びを知る」(海外大学編)、11月14日(木)「医療系の学びを知る」の3プログラムを開催しました。
「国際系の学びを知る」(国内大学編)では、秋田県立国際教養大学の魅力について、大学事務局の方と現在大学4年に在籍している本校卒業生が話をしてくれました。大学生活と1年間の留学を経て、日本の食文化を発信するだけでなく、どのような宗教・民族・食文化を持つ人であっても楽しめる食を提案していきたいと考えるようになったと語ってくれました。
「国際系の学びを知る」(海外大学編)では、今年度も海外大学進学のコンサルタントとしてご活躍されている西澤めぐみさんがご講演くださいました。本校は海外大学進学協定校推薦制度(UPAS)に加盟していますが、この制度を利用してアメリカのオレゴン州立大学へ進学した本校卒業生がオンラインで参加してくれました。アメリカでの大学生活について、生き生きとお話してくれました。
また、今年度はアメリカの大学へ一般入試で受験する場合にはどのような準備・学力が必要かについて、本校の英語ネイティブの教員が自身の経験を踏まえて紹介してくれました。
11月14日(木)の「医療系の学びを知る」では、第1部で富士学院による医学部医学科の受験や医師を目指す上で大切なことについての講演会、第2部では北里大学による医学部医学科以外の幅広い医療系の学びや将来の進路について紹介してくださいました。北里大学薬学部の6年に在籍している本校卒業生も参加してくれ、学業への取り組みや、就職活動の厳しさについても話をしてくれました。
本校では、秋の保護者面談を経て、中3~高2生徒は来年度の選択科目を決定していきます。5日にわたって開催した高大連携プログラムを通して、自分の将来の姿を少しでも具体的に思い描くことができればと思っています。(進路支援部キャリア支援係)