インドネシア・バリ渡航前、最後の事前学習
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高1探究宿泊研修inバリの、渡航前最後の事前学習会を行いました。
現地での活動にはチームワークが欠かせません。そのために今日はまず、一緒に参加する生徒どうしでお互いの共通点や自分の名前の由来を語り合うワークを行い、仲間どうしの親睦を深めました。お互いによく知っているつもりでも、意外な発見も多かったようです。
また、渡航する前に必要なビザの申請、税関申告書の登録、観光税の支払いなどについて確認していきました。海外の宿泊研修は、行くための準備も国内に比べて大変です。英文のHPを一緒に見ながら、申請の手順を慎重に確認していきました。現地での危機管理や健康管理についてもレクチャーを受けました。現地での貴重品の管理の仕方や、蚊よけ対策としての服装、水分の取り方など、様々な注意点をシェアしました。
次に、現地で取り組むテーマのチームごとに、インタビューしたい内容を決めていきました。インタビューでは「誰に」「何を明らかにするために」聞くのかをはっきりさせることが大切になっていきます。バリの抱える水、ゴミ、農業などの問題について、インターネットでは見えてこない生の声を聞くために、質問内容を吟味していきました。
さらに、チームごとにレゴを用いたワークで、バリ研修に対する気持ちを高めていきました。「バリでの最高の旅」をイメージして形にしたものを説明していきました。まずは個人で考えたものを作っていき、さらにチームとしての最高の旅をレゴで表し、意味づけしていきます。「人と人がつながり合う」、「自分の頭をフル回転させる」など、現地で待っている体験をイメージしながらそれを表現し、説明していきました。ポジティブな説明が多く、生徒たちの旅への期待が感じられます。
そして最後に、この研修をより良いものにするための3か条を次のように生徒たちがまとめ、研修への決意を固めました。
①「全力で楽しむことで後悔しない旅にする」
②「探究心を持って異文化を体験し、新しい視点をもつ」
③「積極的でポジティブな行動を心がける」
3か条を聞いた生徒たちからは拍手が起こり、研修に向けての結束力を高め、前向きな気持ちを作り上げる時間となりました。
現地で待つ出会いや発見への期待に胸を膨らませながら、30日から始まるバリ研修を、生徒たちは「虎」のように駆け抜けていきます。
(探究係 長岡敬佑)