海外探究プログラム(inバリ島)DAY4・DAY5
- 英語を活かすプログラム
- 探究
- 国際交流・海外研修

−DAY4−
午前中は、アクションプランを考え発表準備を行ったり、ぎりぎりまで現地の方にインタビューを行ったりしました。研修初日は現地の人に声をかけることに躊躇していましたが、自ら積極的に質問できるようになりました。
午後からは水質汚染(water)、農業の衰退(agriculture)、ゴミの廃棄(waste)のそれぞれのチームごとに、アクションプランを立て英語で発表しました。
水質汚染(water)グループは、水道水の汚染の原因である物質の中でも農薬に着目し、人体に与える影響や、自然由来の農薬について紹介しました。他にも、浄水設備の普及について、小学校などの教育機関に浄水装置を導入し、環境問題に関する授業を取り入れることで、安全に水道水を飲むことができると教育を通して伝えていく方法を提案しました。
それぞれのチームがバリ島の抱える本当の社会課題に目を向けることができました。また、この研修を通して、ステレオタイプに気づき、柔軟に考えることの重要性や小さなことでもアクションを起こしていくことの大切さを学ぶことができました。
su-re.coスタッフからのフィードバックを通して新たな課題に気付いたチームもありました。日本では当たり前のことが、バリ島の方々にとっては当たり前ではないこと、相手の立場に立ってアクションプランを考えていく必要があることを再認識しました。また、水の問題を解決していくことで、ごみとなるペットボトルを減らすことができ、ごみ問題の解決の一助となるなど、社会課題にはつながりがあることも知りました。
farewell dinnerでは、ここまで一緒に活動した仲間やサポートしていただいたスタッフに感謝を伝えながらバリ島での最後の夕食を楽しみました。
−DAY5−
バリ島・ングラライ国際空港での生徒たちの顔つきは、出発前と比べて達成感に満ち溢れ、また 1つ成長したように思います。約7時間のフライトを経て、成田空港に戻ってきました。
「Learning by Doing(実践を通じた学び)」
生徒たちがここで得た学びを糧に今後もアクションを起こし続けてくれることを期待しています。
(引率教員 中村真緒)