学園ブログ

15(イチゴー)始動 中等部3年生の読書

中等部3年生の生徒に向けての読書活動が始まりました。

15歳になる年にむけて「イチゴー」という名前にしました。生徒の一人ひとりに冊子を配りました。

冊子の内容は、中等部3年生を担当する担任や学年付きの先生方がオリジナルで書いた本の紹介メッセージです。

なんと一人で3冊ほども紹介してくださる先生もいて充実しています。

じつは15(イチゴー)という冊子づくりは、図書館職員と国語科の先生たちの長年の夢でした。

従来14歳になる年に「14(イチヨン)」という読書リストを作成し,中等部2年生時には毎年作って読書推進をしてきました。

ここ数年ずっと「中3の時期にも読書案内を作りたいね」という話が教職員のあいだから出ていたのですが、ようやく今年夢がかなったのです。

中等部3年生の先生方の熱意のおかげです。

昨日と今日は、中等部3年生の国語の時間を使って、冊子の紹介と各々のおすすめ本の紹介、お試し読書→貸出へ、とすすめていきました。読後は自分で評価をつけて図書館でシールをもらいます。冊子にはイチゴ柄のシールを順々にはっていく楽しさもありまし。イチゴーにかけてイチゴのシールをそろえました。

冊子に紹介された本には、エッセイから小説、自然科学、SF、ホラー(!)やノンフィクションなど、多種多様なジャンルがそろっていることも特長です。担任の先生方の顔が見える本紹介とあって、生徒たちも興味津々。先週の金曜日の放課後には次々と貸し出しされていきました。

読書が続いていきますように祈っています。一つ読んだら、また次へと広がっていくといいですね。

中等部3年生は朝の読書も引き続き続行中です。朝学校に登校したら,その日の連絡は各自がクラスルームで配信された内容を確認します。そして残りの時間は思い思いに新聞を読んだり雑誌を読んだり、作品を読み進めたりするのです。

自分と向き合う時間を大切にしたい5月から6月のスタートです。

(図書館 二井)