探究活動発表会・学習体験旅行事前学習(台湾コース講演会)
- 探究
- 体験学習・学習体験旅行
- 学園生活

中等部3年生では、学習体験旅行の事前学習として各コースごとに講演会を企画しています。先週は台湾コース選択者対象に、台湾語と台湾先住民族ブヌンの研究者である近藤綾先生にご講演いただきました。
初めての講演ということで台湾の歴史や日本との関りをわかりやすく教えていただき生徒たちにとって多くの学びがありました。以下は生徒の感想です。
今回、近藤先生は実際に教科書でみたり、調べたりしてわかることだけでなく、なぜこの人がこの行動に出たか、など必ず事実とともに心情や立場を説明してくださったので非常にわかりやすかったです。今まで台湾の歴史について知る機会がなく、知りたいと思っていましたが、今回の講演で日本との関わりについて深く知ることができて良かったです。近藤先生がおっしゃった「台湾に親日的な方が多いのは、日本の観光やポップカルチャーなどの印象が良いからだと考えている」とおっしゃっていたことが、いちばん印象に残っています。台湾の方々が、過去の日本のアジアにおける行為だけでなく、今の「日本」を見て下さっているということがよくわかり嬉しかったです。台湾の歴史はとても興味深く、あっという間に時間が過ぎてしまいました。第2回目も楽しみです。 (中3 K・T )
続いて、探究で取り組んでいる「楽天グループ×田園調布学園 中高生が行きたくなるような充実した旅行に関するモノコト」の最終プレゼンの様子をご紹介します。5 月 19 日の記事でもご紹介したように、中等部3年生は、1学期の探究で楽天グループサステナビリティ推進部・「楽天トラベル」事業部と連携した活動に取り組んでいます。
4 月のキックオフから約 2 か月、中間発表とクラス内選抜を経て 6月18日(水)に最終プレゼン会をおこないました。なかなか行先を決めきれないユーザーのために行先を決めてくれるルーレットや生成 AI を使った旅行プラン提案システム、旅行の後の片づけが面倒なユーザーのための楽に片づけられるスーツケースの工夫など、それぞれのユーザーの課題を解決するためのアイデアやプロトタイプの試行錯誤を見てとることができました。
講評には楽天グループの方もお越しくださり、すべての発表に細かなアドバイスや感想をいただきました。自分たちのアイデアを実際に最前線で取り組んでらっしゃる方々に直接披露できる貴重な機会となり、大いに刺激になったようです。
(中3 柴生・坂本・大金)