学園ブログ

初雪の酒田【中2 体験学習】

11月18日、中等部2年生は体験学習で山形県庄内地方へ出発しました。

東京駅から新幹線で仙台に向かいます。

仙台駅からバスに乗っていると雪が降ってきました!山形では今日が初雪だったそうです。

将棋の街、天童で紅花めんの昼食をとりました。

 

再びバスに揺られ、松尾芭蕉の俳句でも知られる、最上川へ。

風も雪も強かったため、今年は川下りではなく周遊を行いました。

周遊では人形(ひとがた)流しも体験しました。

「ひとがた流し」は、紙製の人形に人身の穢(けが)れや災いなどを移して祓(はら)えをし、川や海に流すこと。

紙製の人形を1人1枚ずつ貰い、全身を紙で撫でた後、冷たい風の吹く最上川に流しました。

開校式では実行委員長の土田さんより、これまでの体験学習の歴史を聞かせていただきました。

「生きるためには食べていかなくてはなりません。食べるためには食べ物を作る必要があります。米作りには時代ごとに歴史や文化があり、刺し子や新嘗祭など農業の中で生まれた文化にも触れて、学んでほしい。」とお話をいただきました。

3泊4日の中で、庄内、酒田についてたくさんのことを学び、寒さに負けず、充実した時間を過ごしてほしいと思います。

(引率教員)