管弦楽部有志で演奏を高齢者の方々に届けました!
- クラブ・委員会活動

管弦楽部の有志メンバー6団体が、学校の近くにある老人ホーム「はなことばプラス田園調布」を訪問し、全8曲を演奏しました。今回は2回目の訪問でクリスマス・ソングも含め、音の花束を届けられました!
トップバッターは木管五重奏でお届けするゼキーニャ・アブレル作曲の「Tico Tico」。短調でありながら軽快でクラリネット、フルート、オーボエの主旋律が可愛らしく、ホルンの伸びやかな旋律やファゴットの低音がきれいに響く曲でした。


2団体目はあいみょんでおなじみの「マリーゴールド」と「クリスマスメドレー」を弦楽五重奏で演奏しました。「マリーゴールド」ではヴァイオリンが主旋律で活躍しながらも、ヴィオラ、チェロ、コントラバスも間々でソロがあり、それぞれの楽器の良さがすごく出ていた曲だったと思います。また、「クリスマスメドレー」では今の季節感を感じさせるメロディーで弦楽器ならではの温かさと聞いている人たちも笑顔になる楽しさ溢れる曲でした。


次に3団体目は中3から高2までのメンバーで演奏する葉加瀬太郎作曲の「情熱大陸」です。今回1番人数が多かった中、とても息のあった演奏でヴァイオリンの力強いソロやチェロやコントラバスの低音がよく支え合った演奏だったと思います。
今回唯一のヴァイオリンとピアノの2重奏でお送りした曲はヘンリー・ローリー・ビショップ作曲の「ホームスイートホーム」です。掛け合いのように音を重ねていく部分では、思っていたよりも力強さがあり、曲の中にある感情の幅を感じました。特にヴァイオリンの旋律は、ところどころ印象的な動きがあり、とても聴き応えのある演奏でした。


次に、「おめでとうクリスマス」「サンタが街にやってくる」をフルート三重奏で演奏しました。クリスマスらしい明るいメロディーが響き、あたたかな空気が生まれたように感じます。サンタクロースの足音が近づくようなリズムや軽やかなフレーズが印象的で、聴いてくださった皆さんにもワクワクを届けることができました。
最後に演奏した曲はゴダイゴ作曲の「銀河鉄道999」で、トロンボーン2本、ホルンと珍しい構成で演奏しました。はじめのトロンボーンのソロから一転して元気で明るいフレーズで曲が進んでいき、力強さが出ていた演奏だったと思います。
今回の活動では、老人ホームの方々が温かく迎え入れてくださったり、曲に合わせて拍手してくださったりしたので、私たち生徒もとても演奏しやすい環境で演奏を披露することができました。今回、地域で関わりを持つことができ、部員のよい経験になったことを嬉しく思います。これからも日々の活動を大切に練習をしていきたいと思います。
(高1 R.F、M.K)