学園ブログ

カナダホームステイ2026 4日目

ホームステイ4日目の今日は、終日エクスカーションでした。最初の目的地は、アメリカとカナダにまたがって建設された国立公園であるピースアーチパーク(Peace Arch Park)です。

この公園の「国境」には、カナダとアメリカの国旗を掲げたモニュメントが建っています。到着後、まずカナダ国旗をかたどった花壇の前で集合写真を撮影しました。

昨年度のホームステイプログラムでは、このモニュメントをくぐってアメリカ側に足を踏み入れることができました。しかし、昨今のカナダとアメリカを取り巻く情勢を踏まえ、今年度はカナダ側からモニュメントを眺めるにとどまりました。また、パスポートを持っていない人は、万一に備えてバスで待機することとなりました。
そうした状況もあってか、生徒たちは少し緊張した面持ちでモニュメントへ近づき、写真撮影をしていました。モニュメント越しにアメリカ国旗をかたどった花壇を眺め、「アメリカ側に行きたかった」とこぼす生徒もいました。

モニュメントには、“May these gates never be closed.”(「このゲートが閉じることがありませんように」)という言葉が刻まれています。
その言葉とは対照的に、昨年できたことが今年はできなくなりました。この現実を目の当たりにし、遠い世界の出来事と思われがちな国際情勢が、私たちの生活や国際交流にも影響を及ぼすことを実感する機会となりました。

 

ピースアーチパークを後にし、ホワイトロックビーチ(White Rock Beach)を訪れました。目の前には広大な太平洋と心地よい海岸線が広がり、現地の人々にとっても憩いの場となっているスポットです。このビーチのシンボルでもある「カナダで最も長い桟橋」は、1914年に開通した非常に歴史ある木造の桟橋です。元々は蒸気船を着岸させて物資や観光客を運び、地域の発展を支えるために建設されました。

ビーチの名前の由来となっている大きな白い岩は、もともとは海鳥のフンが長年蓄積して白くなったものと言われています。現在は人工的に白くペイントされて綺麗に維持されています。

到着直後は雨が降り曇っていたものの、散策しているうちに空が晴れ、絶景を楽しむことができました。生徒たちはバディの案内のもと散策を楽しみ、晴天の空の下、写真撮影を行いました。

     

昼食時にはウィローブルック・ショッピングセンター(Willowbrook Shopping Centre)に立ち寄り、ベンチでバディとランチをとりました。持参したランチボックスを味わった後は、ショッピングセンターを巡り、お揃いのマスコットを購入した班もありました。

     

今日の活動の最後には、フォートラングレー国定史跡(Fort Langley National Historic Site)に訪れました。ここはブリティッシュコロンビア州発祥の地として知られる歴史的な史跡で、当時の毛皮貿易の拠点であった木造の砦や、19世紀のレトロで美しい街並みが今なお大切に残されている場所です。

広大な敷地内では、当時の衣装を身にまとったスタッフの説明に耳を傾けたり、鍛冶屋のデモンストレーションを見学したりと、カナダの開拓時代にタイムスリップしたかのような体験を楽しみました。砂金採掘体験では、金を見つけた生徒もいました。緑豊かな美しい景観の中で、生徒たちはバディと一緒にのんびりと敷地内を散策し、記念写真を撮り合うなどして穏やかな時間を過ごしました。

           

朝から国境体験、ビーチやショッピングモール、そして歴史史跡と盛りだくさんの一日でしたが、移動や買い物を共にする中で、生徒とバディの距離がさらに縮まった様子が伺えました。

8月2日と8月3日は、生徒たちが楽しみにしていたホストファミリーと過ごす週末です。 今日一日で家族へのお土産話もたくさんできたことと思います。生きた英語や文化に触れながら、ホストファミリーとの絆をさらに深める充実した休日となることを願っています。

次回のブログ更新は、カナダでの週明けを予定しています。新たな一週間のスタートの様子をお届けします。

(引率 笹川・西川)