学園ブログ

クリスマスプレゼントの中身は?

中等部2年生では、今年度から【14】という年間読書リストに取り組んでいます。取り組むといっても宿題ではありません。

【14(イチヨン)】は国語の教員が、14歳の今読んでほしい本を選び、冊子にした企画です。生徒たちは自主的に本を読み、感想カードを書いて、次の本に向かいます。すでに課題の30冊を読み終えた生徒もいますが、もう一度【14】の魅力をアピールするため、クリスマスプレゼントとして課題本の入った封筒を用意しました。

 

生徒はくじを引いて、司書がくじと同じ番号が書かれている袋を渡します。いつもは自分が本を選ぶ読書の形ですが、今日はその反対です。「本があなたを選んだんだよ」と声をかけて渡しました。生徒からは「本が私を選んだって!」と小さな歓声があがりました。

5分間の試し読みをして、続きを読みたい人は貸出を行いました。普段は手に取らない本に出会った生徒も多かったようです。冬休み期間は貸出数を10冊まで増やしています。引き続き、【14】リストを読破する生徒が現われるよう、このような試みを続けていきたいと考えています。(司書 松井)