学園ブログ

一人の「学び」をみんなの「学び」へ 高2 成果発表会

年内最後の授業日となる21日のHRで、高等部2年生は、今年度学外において取り組んだ活動や研究、成果をあげたことを学年全員と共有する成果発表会を行いました。立候補で発表者を募集したところ、西日本豪雨ボランティアに参加し、感じたことや現地の様子を丁寧に説明する生徒や、中等部の時から記者活動を続けている生徒によるジュニアプレスの報告など、普段の学校生活からは見られない意外な一面を見ることができました。

ほかにも、大学の研究室で半年間にわたって研究活動を行ってきた、グローバルサイエンスキャンパスに参加した生徒たちからの研究成果の発表もありました。一人前の研究者さながらに熱心に自身の研究を披露する姿がとても印象的でした。また情報の授業で学んだプログラミングのスキルをもっと学びたいとスクールに通いだした生徒からは、アプリ甲子園にエントリーしたアプリの制作秘話なども聞くことができました。

どの発表者からも「みんなにこれを知ってほしい!みんなにこんなことを考えてほしい!」という強いメッセージが伝わり、自分の興味関心に積極的にアンテナを張って可能性を広げていく彼女たちをたくましく思いました。また1時間を超える発表会に熱心に聞き入って、友人の活躍に大いに刺激を受けたほかの生徒たちも、この発表会がこれからの自分を思い描くきっかけになったことでしょう。受験まであと1年となりましたが、日々の机に向かう学習に加え、「教養力」も磨き続けてほしいと願っています。

(高2担任 平福)