表現することを楽しもう 第五回マイプログラム
- 土曜プログラム

本日1月19日(土)に、第五回マイプログラムが行われました。
今回は、書いて(描いて)表現する講座を三つ取り上げます。
はじめに紹介する講座は、「寄席文字」の講座です。
この講座では、寄席で使用されるような江戸時代から伝わる独特の文字・書体を学びます。
お手本を見ながら、筆と墨で寄席文字に挑戦していきます。
書いている文字はさまざまで、お正月らしい言葉を選んでいる生徒も見られました。
一人ずつ先生からアドバイスをもらい、皆真剣に取り組んでいました。
次に紹介する講座は、「カリグラフィー」です。
「カリグラフィー」というのは、西洋における書道のようなもので、アルファベットを独特の美しい書体で書いていきます。
今日は、先生からアルファベットの大文字の書き方を教わりました。
説明をききながら、実際に書いて練習していきます。
お手本を見ながら、練習します。皆とても上手に書けていました。
先生からアドバイスをうけ、さらに上達していきそうです。
最後に紹介するのは、「絵手紙」の講座です。
今日は折り鶴を折って、実物を見ながら描いていました。
黒で折り鶴の輪郭を描き、そのあと色を塗っていきます。
肘をついたり鉛筆のように持ったりしてはいけないというのがなかなか慣れないようでした。
紙でできた立体を絵で表現するのは難しいと思いますが、生徒たちは皆自分なりに表現していました。
これらの三つの講座は、昨年の十月に行われたなでしこ祭で、作品を展示しました。
どれも素敵な作品ばかりです。
文字を書くことも絵を描くことも、普段何気なくやっていることですが、美しく表現するとなると緊張してしまうし、根気や集中力が必要です。
はじめはうまくいかないかもしれませんが、お手本や描きたいものをじっくり見ているうちに、新たな発見や湧き上がってくる思いがきっとあるでしょう。
それを自分なりに表現する楽しさを知り、感性を磨いていってもらいたいと思います。
(土曜プログラム係 明田川)