私にも童話が書ける?
- 図書館教育

3月12日、文芸部主催で童話創作の講座を開きました。これは、プロの童話作家で卒業生保護者でもある深山さくらさんを講師にお招きして実現したものです。
参加したのは図書委員、文芸部員、有志などの総勢13人。
ふだんから読むのは大好きな生徒たちですが、創作したことはあまりありません。
最初に、深山さんが自作を読み聞かせしながら童話とはどんなものかを教えてくださいました。童話には、起承転結があること、書き手の「人称」が大切なことを知りました。とはいえ、実際のお話のなかにどのようにそれらが溶けこんでいるかを知ろう、ということで、ご著書の『かえるのじいさまとあめんぼおはな』(第19回ひろすけ童話賞受賞作、松成真理子 絵、教育画劇刊)や『こすずめとゆき』(黒井健 絵、佼成出版刊)など5.6冊読んでいただきました。それらを見ながら、生徒はふんふんとうなずいていました。
次回は、生徒の発案により「魚」をテーマに各々が短いお話を書いて持ち寄ることになりました。5月にはどんなお話が集まるか楽しみです。それらを読み合い、深山さんにもご出席いただいて全員で合評会をする予定です。
読むのも、書くのもわくわくする春休みになりそうです。
(図書館 二井)