学園ブログ

ユニセフハウスを見学しました。

中等部一年生の土曜プログラム(コアプログラム)では、『ユニセフハウス』の見学に行ってきました。
ユニセフハウスでは、ユニセフが開発途上国に設置してきた保健センターや小学校の教室、緊急支援用のテントなどを実際に見ることが出来ます。ボランティアガイドの方々に解説いただきながら、生徒たちは熱心にメモを取っていました。

途上国の貧しい子供たちの中には、遠く離れた井戸まで水汲みに行くことが日課となっており、そのために自由な時間がなく教育を満足に受けられない子供もいるといいます。生徒たちは水汲みのための水がめを実際に持ち上げ、重さを体感しました。
ユニセフではそうした子供たちを救うために村の近くに井戸やトイレを作り、生活改善につなげているそうです。

学校の教室や、保護テントなどのブースには使われてる様子が再現されており、実際に入って椅子に座ることもできます。

保護センターのブースでは感染症予防のワクチンを持たせて頂いたり、銃のレプリカや地雷のレプリカも実際に持ってみたり見ることが出来ます。

ニュースで聞くだけではなかなかイメージできないものも、今回体感することが出来ました。
生徒たちは、自分たちに年の近い子供の生活を垣間見ることが出来、身近に感じることが出来たことと思います。
世界の国々の状況を理解し、自分たちに何が出来るのか、考えるきっかけになったのではないでしょうか。

(中等部一年学年付き 長峰)