学園ブログ

秋田から世界へ~国際教養大学説明会

保護者会期間の高大連携プログラムとして、今年で5年目となる国際教養大学説明会を開きました。

キャリア開発センター長の三栗谷俊明氏をお招きして、毎年最先端の切り口でお話しいただいています。今年は、これからのグローバル人材を見据えての大学入試の変更などもお話しいただきました。生徒、保護者合わせて70名近くが参加し、熱心にお話に聞き入りました。

まず最初に、卒業生からのメッセージ。大学1年生と2年生による写真とコメントでの大学生活紹介がありました。次に、秋田の空港のそばにある大学キャンパスの話に続き、1年生は全員が寮に入って留学生と生活をするなど入学後の生活の話を伺いました。

国際教養大学では、2025年からの「Society5.0」を目指しており、これは、今の高2が社会にでる年で、この社会に適応する人材を大学で作りたいと考えているとのこと。大学でのコースには、来年から、グローバル・ビジネス領域、グローバル・スタディーズ領域に加えてグローバル・コネクティビティ領域が新たに加わり3コースになるそうです。

受験の話では、併願先は関東は東京外国語大学、関西では大阪大学が多いことや、受験科目の関係で千葉大学と筑波大学との併願は少ないこと、入試の5科目型の定員を増やし、AO入試を減らして推薦入試を増やしたことなどもお話しくださいました。

繰り返し、おっしゃっていたのは、文系理系に分ける発想ではなく、すべての科目の学びが必要だということ。

入試方式も、教科数の多い日程の定員を多くするなど変更したそうです。就職については、外資企業への就職はあまり多くなく、日系の企業に就職する学生が圧倒的に多いとおっしゃっていました。

一部のスライドでは、貴重な資料だということで、写真を撮る保護者の方もいた熱気に包まれた講演でした。

(進路指導部 兼子)